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by ruhiginoue

首尾一貫の週刊新潮

 電力会社からの広告収入のために、原発美化報道や反原発運動叩きをしていた大手マスコミは、今になって手のひらを返して東電叩きしていて、その代表が「週刊文春」であり、逆にまた東電などから広告収入を得ようと隠蔽や美化の報道をして首尾一貫性を保っているのが「週刊新潮」である。
 週刊文春など文芸春秋社は強面で高圧的に、原発を批判するのはケシカランと威嚇しており、特に文春でも荒っぽいことで有名な堤暁という編集長は、ヤクザっぽいほど乱暴な調子で攻撃をして悦に入っていた。
 この編集長は今「WILL」という右翼雑誌を発行しているが、元文春社員だった評論家の立花隆から、酒癖が悪くて酔って暴言を吐くなどと言われていたし、新左翼系雑誌「現代の眼」の坂口義弘と丸山実は、あの誌面を作っている人らしい風貌と雰囲気であると述べていた。
 しかし、やはり裏から業界の売り込みがあってのことだと、広瀬隆から指摘されていた。点と線をつなぐ広瀬隆得意の手法で追及されたら、原子力業界の人たちが困った様子をテレビにさらしたことがある。
 それに対して「週刊新潮」は、もともと個人攻撃やプライバシー暴露という陰湿陰険な手口を得意としていたが、その調子で原発問題についても実に嫌らしい誌面構成によって電力会社や原子力業界の御用記事を作っていたものだ。
 こうした週刊新潮の体質について、元編集次長の亀井淳が「週刊新潮の内幕」という内部告発本を書いていたが、それによると七十年代に入って時勢や大企業への迎合が露骨になったという。
 そして、今この時勢でも東電批判を控えており、また広告をもらおうという態度かろミエミエであると言われている。

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by ruhiginoue | 2011-04-10 14:26 | 社会