東映の岡田名誉会長が死去
2011年 05月 09日
東映の岡田茂名誉会長が、今日87歳で死去したそうだ。
彼は広島県出身だそうで、広島を舞台に実際の暴力団抗争を描いた『仁義なき戦い』が大ヒットしてから、実録路線を定着させた。
また、任侠映画を作りつづけたことで警察から睨まれ、これに怒り『県警対組織暴力』の製作を思いつく。脚本笠原和夫、監督深作欣二、音楽津島利章など、『仁義なき戦い』のスタッフによるこの映画は、警察が暴力団と戦うかのような題名だが、話の内容は警察と暴力団の癒着。警官たちが「俺たちが退治しなきゃならないのはヤクザじゃない。アカだ」とうそぶいたり、ヤクザから送られた酒を大喜びで飲もうとするなど、醜い姿を暴露。
これに憤る正義感の警部補も、暴力団の抗争を取り締まるのに熱心なのはいいが、結果は土地開発利権で大企業の利益となり、彼はそこに天下り、など、すごい実態が生々しい映画だった。
他にも、映画にまつわる逸話がたくさんある。大映の永田雅一、東宝の田中友幸、松竹の城戸四郎、などとともに、日本の映画会社を牽引した社長の一人だった。
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彼は広島県出身だそうで、広島を舞台に実際の暴力団抗争を描いた『仁義なき戦い』が大ヒットしてから、実録路線を定着させた。
また、任侠映画を作りつづけたことで警察から睨まれ、これに怒り『県警対組織暴力』の製作を思いつく。脚本笠原和夫、監督深作欣二、音楽津島利章など、『仁義なき戦い』のスタッフによるこの映画は、警察が暴力団と戦うかのような題名だが、話の内容は警察と暴力団の癒着。警官たちが「俺たちが退治しなきゃならないのはヤクザじゃない。アカだ」とうそぶいたり、ヤクザから送られた酒を大喜びで飲もうとするなど、醜い姿を暴露。
これに憤る正義感の警部補も、暴力団の抗争を取り締まるのに熱心なのはいいが、結果は土地開発利権で大企業の利益となり、彼はそこに天下り、など、すごい実態が生々しい映画だった。
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by ruhiginoue
| 2011-05-09 14:56
| 経済