法律問題の立川談志
2011年 11月 26日
立川談志が死亡したが、お笑い芸人の範囲を超えた問題発言でも知られており、冤罪事件関連では評判が悪かった。
それは、冤罪事件として有名な免田事件について、再審無罪となった元死刑囚に対し「絶対やってないわけないんだよね」とラジオ番組で話し、それが問題となると後に謝罪しておいて、今度はテレビの深夜番組で、知人の元法務大臣の話として「やってねえわけはねえ、やってねえわけはねぇんだけど、証拠がねえんだ」と発言し、元死刑囚の支援団体より質問状を送付された。
これは、無知からの放言ともとれるが、そうではなく、証処がないなら、どんなにそうだと思えても、そうだと断定してはいけないんだ、という意味で、そんな当たり前のことをそのまま言っても芸が無いので、捻りを利かせて表現したともとれる。
どちらかはわからない。ただし、もともと立川談志の毒舌の実質は、権力に媚びて弱い者虐めでしかなく、だからその後継者がビートたけしであり、その程度が日本のお笑い芸の水準であることは間違いない。
こうした問題発言で知られる自民党タレント議員の同期生が石原慎太郎だが、彼の発言内容も同様である。石原はファシストだと批判されることがあり、それに対して、自分は権力と戦ってきたから違うと反論したが、これは二重に否定された。
まず、石原慎太郎は権力に媚びてばかりで戦ってなどいないということ。また、ファシストですらないこと。右翼団体を主催した赤尾敏元代議士は「ファッョこそがもっとも権力と激しく戦うものだ。僕がそうだ。もう四回も逮捕されぶち込まれている。石原君は一度でも牢屋に入ったことがあるかね。いつも日の当たる所でぬくぬくとしているだけじゃないか」と指摘した。
そして諸外国では、毒舌を売りにするお笑い芸人たちが、その発言により何度も逮捕されているとの現実がある。例えばアメリカでは、逮捕されたことがない毒舌芸人なんて、それ自体がお笑いと言われる。これは日本が特別に言論自由だからではない。毒が無いタレントたちが過激なことを言いたい放題しているかのように褒めそやされているだけである。
そうなってしまっているのは、日本人の奴隷根性のためである。自分より弱いものを虐めて憂さ晴らしするしかないから、そんな笑いしか受けないのだ。
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それは、冤罪事件として有名な免田事件について、再審無罪となった元死刑囚に対し「絶対やってないわけないんだよね」とラジオ番組で話し、それが問題となると後に謝罪しておいて、今度はテレビの深夜番組で、知人の元法務大臣の話として「やってねえわけはねえ、やってねえわけはねぇんだけど、証拠がねえんだ」と発言し、元死刑囚の支援団体より質問状を送付された。
これは、無知からの放言ともとれるが、そうではなく、証処がないなら、どんなにそうだと思えても、そうだと断定してはいけないんだ、という意味で、そんな当たり前のことをそのまま言っても芸が無いので、捻りを利かせて表現したともとれる。
どちらかはわからない。ただし、もともと立川談志の毒舌の実質は、権力に媚びて弱い者虐めでしかなく、だからその後継者がビートたけしであり、その程度が日本のお笑い芸の水準であることは間違いない。
こうした問題発言で知られる自民党タレント議員の同期生が石原慎太郎だが、彼の発言内容も同様である。石原はファシストだと批判されることがあり、それに対して、自分は権力と戦ってきたから違うと反論したが、これは二重に否定された。
まず、石原慎太郎は権力に媚びてばかりで戦ってなどいないということ。また、ファシストですらないこと。右翼団体を主催した赤尾敏元代議士は「ファッョこそがもっとも権力と激しく戦うものだ。僕がそうだ。もう四回も逮捕されぶち込まれている。石原君は一度でも牢屋に入ったことがあるかね。いつも日の当たる所でぬくぬくとしているだけじゃないか」と指摘した。
そして諸外国では、毒舌を売りにするお笑い芸人たちが、その発言により何度も逮捕されているとの現実がある。例えばアメリカでは、逮捕されたことがない毒舌芸人なんて、それ自体がお笑いと言われる。これは日本が特別に言論自由だからではない。毒が無いタレントたちが過激なことを言いたい放題しているかのように褒めそやされているだけである。
そうなってしまっているのは、日本人の奴隷根性のためである。自分より弱いものを虐めて憂さ晴らしするしかないから、そんな笑いしか受けないのだ。
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by ruhiginoue
| 2011-11-26 20:03
| 司法