キャスターは体力だけで経験は無用か
2011年 12月 17日
今年の4月、東京都調布市の公園で発見された遺体が、心配されていたとおりテレビリポーターの奥山英志さん(62)本人と確認されたと報道されたが、彼は10年前からリポーターの仕事がなかったそうで、テレビで働く多くの人たちが「明日は我が身」と心配しているそうだ。
彼は見るからに巨漢だが、現場では俊敏だった。体力的には元気で問題もなかったが、仕事が無くなっていた。テレビ番組で働くスタッフは、若い方が体力的にも動けるからと重宝がられ、そのうち用済みと捨てられるらしい。
ところがCBSのマイク=ウォーレス記者は、80歳になっても現役のテレビキャスターを続けていた。そのさい筑紫哲也さんがインタビューしていて、「私は65歳で、日本最高齢のキャスターですが、あなたよりは若いですね」と言うと、ウォーレス記者は「私から見れば、あなたは少年ですよ」と応えていた。そう言うのは、長年の経験から蓄積されたものが仕事に反映しているとの自負があったからだろう。
アメリカの報道とくにテレビはお粗末だし、その中では「リベラル」で人気のCBS「60分」にしても、もう限界かと言われているが、しかし日本のテレビが見習うべきものも、かつてはあって、それを支えた一人がウォーレス記者だったことは否定できない。軍を批判して圧力がかかり、精神的に追いつめられて鬱病の薬を飲みながら仕事を続けていたこともある。
しかし今の日本では、そのような働き口がない。経験などどうでもよく、ただ体力勝負で録画と録音をかき集めて来れば良いと、番組制作会社で働く人から聞いたことがある。だから、男は体育会系が重用され、女性は芸能人のような扱をされたり下半身醜聞で話題となる材料だから、とにかく美人であることが求められる。
こうしてテレビ局は、身体ばっかりの男と顔だけの女の溜まり場と化し、とくに報道はつまらないどころかバカげた内容になるのだそうだ。それは確かにそうで、見れば判る。
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彼は見るからに巨漢だが、現場では俊敏だった。体力的には元気で問題もなかったが、仕事が無くなっていた。テレビ番組で働くスタッフは、若い方が体力的にも動けるからと重宝がられ、そのうち用済みと捨てられるらしい。
ところがCBSのマイク=ウォーレス記者は、80歳になっても現役のテレビキャスターを続けていた。そのさい筑紫哲也さんがインタビューしていて、「私は65歳で、日本最高齢のキャスターですが、あなたよりは若いですね」と言うと、ウォーレス記者は「私から見れば、あなたは少年ですよ」と応えていた。そう言うのは、長年の経験から蓄積されたものが仕事に反映しているとの自負があったからだろう。
アメリカの報道とくにテレビはお粗末だし、その中では「リベラル」で人気のCBS「60分」にしても、もう限界かと言われているが、しかし日本のテレビが見習うべきものも、かつてはあって、それを支えた一人がウォーレス記者だったことは否定できない。軍を批判して圧力がかかり、精神的に追いつめられて鬱病の薬を飲みながら仕事を続けていたこともある。
しかし今の日本では、そのような働き口がない。経験などどうでもよく、ただ体力勝負で録画と録音をかき集めて来れば良いと、番組制作会社で働く人から聞いたことがある。だから、男は体育会系が重用され、女性は芸能人のような扱をされたり下半身醜聞で話題となる材料だから、とにかく美人であることが求められる。
こうしてテレビ局は、身体ばっかりの男と顔だけの女の溜まり場と化し、とくに報道はつまらないどころかバカげた内容になるのだそうだ。それは確かにそうで、見れば判る。
by ruhiginoue
| 2011-12-17 21:26
| 社会





