二宮尊徳
2012年 01月 25日
最近、二宮金治郎の銅像が学校から次々と撤去されているという。まるで旧ソ連圏諸国からレーニン像が撤去されていた当時のようだ。
この二宮金治郎像は、かつて教師たちにとって、「日の丸・君が代」を上回る悩みの種だったそうだ。
その薪を背負って本を読みながら歩く少年は、勤勉の象徴のようにいわれているが、これを現代でやったら交通事故その他いろいろと心配だ。山道ばかりの昔とは違う。勉強のためだろうと、楽しいマンガだろうと、夢中になりながら歩いては危ない。そう指導しているのに、銅像は迷惑千万である。
なのに、奇特な年寄りが寄付すると言ってくる。政治的な押しつけとは違う善意だから、拒否しにくい。もちろん政治的でなくても、価値観の押しつけとして反発もある。「ファシズムへの道は善意によって舗装される」という格言もある。
しかし、そんなこと言っては寄付を申し出た人に悪いし、下手な対応をして癇癪をおこされたら、そのさいの老人特有のぶち切れ方は始末が悪い。
それでも、時代が変化して、寄付した老人の世代はだいたい目出度く鬼籍に入り、そこで業火に焼かれるか血の池で溺れるか針山で串刺しになっている。
だから銅像など撤去しても苦情は出ないし、また今の奇特な人たちはタイガーマスク実は伊達直人を名乗ってランドセルを寄付するなど、合理的に有益な善意を示す。
というわけで、本だけでなくゲームに携帯電話にアイバッドその他が出る時代になったこともあり、ますます有害な銅像は次々と撤去されているわけだ。
ただし銅像の人物が悪いということではない。あくまで銅像を押しつける者が悪い。レーニンの妻だって、「夫が生きていたら、自分の銅像や廟ではなく学校や病院が建ったたほうが喜ぶはずだ」と言ってスターリンに抗議している。
先日、たまたま小田原に行った。そのさい出身地にある神社にも立ち寄った。
提灯が並ぶ正月の賑わいも終わりの時期となり巫女さんらが後かたづけ。




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この二宮金治郎像は、かつて教師たちにとって、「日の丸・君が代」を上回る悩みの種だったそうだ。
その薪を背負って本を読みながら歩く少年は、勤勉の象徴のようにいわれているが、これを現代でやったら交通事故その他いろいろと心配だ。山道ばかりの昔とは違う。勉強のためだろうと、楽しいマンガだろうと、夢中になりながら歩いては危ない。そう指導しているのに、銅像は迷惑千万である。
なのに、奇特な年寄りが寄付すると言ってくる。政治的な押しつけとは違う善意だから、拒否しにくい。もちろん政治的でなくても、価値観の押しつけとして反発もある。「ファシズムへの道は善意によって舗装される」という格言もある。
しかし、そんなこと言っては寄付を申し出た人に悪いし、下手な対応をして癇癪をおこされたら、そのさいの老人特有のぶち切れ方は始末が悪い。
それでも、時代が変化して、寄付した老人の世代はだいたい目出度く鬼籍に入り、そこで業火に焼かれるか血の池で溺れるか針山で串刺しになっている。
だから銅像など撤去しても苦情は出ないし、また今の奇特な人たちはタイガーマスク実は伊達直人を名乗ってランドセルを寄付するなど、合理的に有益な善意を示す。
というわけで、本だけでなくゲームに携帯電話にアイバッドその他が出る時代になったこともあり、ますます有害な銅像は次々と撤去されているわけだ。
ただし銅像の人物が悪いということではない。あくまで銅像を押しつける者が悪い。レーニンの妻だって、「夫が生きていたら、自分の銅像や廟ではなく学校や病院が建ったたほうが喜ぶはずだ」と言ってスターリンに抗議している。
先日、たまたま小田原に行った。そのさい出身地にある神社にも立ち寄った。
提灯が並ぶ正月の賑わいも終わりの時期となり巫女さんらが後かたづけ。




by ruhiginoue
| 2012-01-25 20:51
| 社会





