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by ruhiginoue

ファシスト美輪明宏の根源はオカルト

 平和主義者とか反戦主義者としてふるまっていながら実はとてもファッショ的な人が少なくないという話のなかで美輪明宏のことも例に挙げたが、この美輪明宏は「霊能者」を自称していて、それも美輪がファシストであると言うことができる根拠である。
 この霊能者というものが非科学的という批判もあるが、それとは別に許してはならないことがある。
 かつて、歌手としての初期の美輪の支持者だった野坂昭如が、霊能力者としてタレント活動している宜保愛子について厳しく批判していた。
 野坂は宜保について、死んだ人と話ができるというだけなら面白いので否定はしないが、テレビの興味本位な企画に乗っていろいろとくだらないことをして稼いでいるうちに、『アンネの日記』の「霊視」により「アンネの証言」を引きだすとして、その陳腐な内容から口からで任せであるのが明らかなことを言っていたので、そんなネタに戦争の犠牲になった子供の史実を利用するとは、とんでもないと糾弾していた。
 野坂の作品でもっとも有名なのは『火垂るの墓』だが、この話とは戦争により死に追いやられた自分の幼い妹の事実が基になっていて、その小説が売れて金を稼いだことは後ろめたいのだが、しかし戦争の現実を知ってほしいと真摯に願って書いたから、なんとか許されるのではないかと語っていたことがある。
 そんな野坂だから、安易に『アンネの日記』をオカルトのネタにしたことは許せなかったのだろう。
 また、霊を呼び出すという「降霊術」が、ことごとくトリックであるとタネを暴いたことでも知られるマジシャンのハリー=フーディーニ(箱抜け脱出芸の元祖として有名)は、同じトリックでも、自分のように人を楽しませるためにやるならともかく、愛する者を亡くして悲しんでいる人の気持ちにつけ込み騙すなんて最悪だというのが、オカルト退治の動機だった。
 これと同じ悪しきオカルティストが美輪である。霊能者を自称して口からで任せを言うだけではなく、極右的なオカルト団体の集会に招かれて出席して客寄せに協力したり、舞台で共演したり同性愛関係でもあったらしい三島由紀夫に、226事件の将校の霊が三島の背後に立っているのが見えると言って、あの狂気の行動をけしかけた。
 もちろん三島は、美輪なんかに言われなくても、あの行動に走った可能性はあるが、その後ことあるごとに、美輪は三島をそそのかしたことを自慢していた。
 周知のとおり、オカルトとか神秘主義はファシズムに結びつきやすい。根拠もなく人を不合理に従わせるものなのだから。
 そして、最近では、あのいかがわしさの極みとして色々と告発され、放送倫理・番組向上機構(BPO)で問題視されたことまである「スピリチュアルカウンセラー」の江原啓之を持ち上げまくっている。
 だから美輪が、少年法について「えせヒューマニズムよぉ」と執拗に言い、大人社会に逆らう子供は殺せと宣うたのも当然である。江原は、「子供は親を選んで生まれてくる」と説き、常識と逆であると批判されたが、この理屈だと、不遇な子供は自業自得であり、悪い環境で育った影響で子供が非行に走っても、それは自ら望んだことになってしまうわけなのだから。
 こうしたオカルト信奉者が、少年犯罪について執拗に食ってかかる狂信的なコメントをしてきたことがある。
 それはともかく、被爆者だから反戦主義者だとか、権威に反抗しての女装とか、それらは美輪の方便でしかないのが明らかだが、一般論としても、戦争反対と言う一方で実はファッショという人も少なくないのである。 

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Commented by ケーキイーター at 2012-04-06 19:25 x
以前テレビで紹介していたかな。美輪氏邸の中のお部屋。あんなにごちゃごちゃしい部屋で落ち着いて過ごせるのかな。私の部屋の中もごちゃごちゃしいけれど、もう少しはシンプルかな。
Commented by ruhiginoue at 2012-04-06 20:27
 自慢している様子がよくテレビに流れてますね。
 高価な物いっぱい何が何だかわからなくなるようにひしめいているけど、お金を稼いでも使い方がわからない人のうちという要素と、精神的に問題を抱えた人の極端な収集癖という要素が混ざっていると感じられます。
Commented by ケーキイーター at 2018-02-05 22:19 x
さっき、CDで、ドニー・ハサウェイの音楽を聴いていた。で、思い出した。美輪氏はアメリカの黒人音楽の事、その良さを多分あまりよく理解していないだろうな。昨日買った雑誌のブルータスをぽつぽつ読んでいて、「アメリカの黒人音楽は、白人と黒人の両方に良き理解者がいたから、成り立ったんだな」って、思わされた。

あ。お師匠さんは、ラジオの「サンデイソングブック」で、山下達郎さんがよく言う「最高の音質で」の事を誤解していらっしゃるんじゃないかな。それも、ブルータスを読んでいて、思い出したことなんだけど。ま、誰にも誤解することはあるさ。あの番組は、オールディーズ音楽の番組で、現在の音楽と比べると、当時のレコードは音圧が低いから、達郎氏はデジタル・リマスターズしている。確か、そんな事だと思った。ここ二十年、ほぼ毎週聴いているので。


Commented by ruhiginoue at 2018-02-07 00:41
美輪明宏は「ロックは脳に悪いから憎い」とかメチャクチャなことを言ってます。
山下達郎のことは、イコライザーで音を調節していると誰かが言っていたという話のことでしょうか。
リマスタリングは一番組だけでできることなのでしょうか。レコード会社の人は手間も費用もかかると言いますが。
Commented by ケーキイーター at 2018-02-07 21:40 x
私にとっては、ロックやソウル、ジャズ等を聴く方が、はっきり言って、脳に良い。ま、解らない人の事は、ほおっておくことにしよう。でも、惜しいね。超キリスト教嫌いな私でも、ゴスペルの『オー・ハッピィ・デイ』は好きだ。

そうだね。もし、お師匠さんが、日曜日の午後2時から、もし、気が向いたら、東京FM聞いてみて。私は『パトレイバー・首都決戦』の後藤田隊長の「俺は命令も強制もしない」に共感して、自分でもなるべくそうしているので、お師匠さんにも、強制はしたくない。頼みごとがあったら、するけど。解らない事があったら、番組宛に葉書を書くのもいいかもしれない。あ、雑誌のブルータスを読んでみる、てのも、グーかな。まだ、売り切れになってないと思うけど。それだって、アマゾンで買えるんでしょ。

Commented by ケーキイーター at 2018-02-07 22:13 x
ローザ・パークス女史と誕生日が同じ達郎さんですが、喜多郎さんとは、生年まで同じだそうです。まるきり違うたたずまいの音楽なのが、何とも言えない。喜多郎さんの音楽も好きだが、最近のは聞いていない。ユーチューブにあるかな?
Commented by ruhiginoue at 2018-02-08 09:40
山下達郎の話は面白いので聴いていたこともありますが、音質の意味は聴いても理解できません。
Commented by ケーキイーター at 2018-02-08 20:30 x
音楽はよく解らないが、達郎さんの喋りが面白いので、聴いている。て、リスナーさんもいるらしいです。それでもいいんじゃないかな。
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by ruhiginoue | 2012-04-05 20:44 | 芸能 | Trackback | Comments(8)