ボッタクられてNOと言わない日本
2012年 05月 14日
政府は航空自衛隊の次期主力戦闘機F35(米ロッキード・マーチン社製)の値上げに応じる方針を固めたそうだ。
これで、12年度予算で1機あたり99億円としていたが、百数億円に見直すとのこと。これにあわせて予算のやりくりをするらしい。
かつての主力戦闘機F4ファントム(米マクドネル・ダグラス社製)は、アメリカに売るときは6~7億なのに、カナダには11~12億、日本に売るときは20億くらいになっていたそうで、外国に売るときは儲けようとするにしても、日本からはボッタクリというわけだった。
防衛省の担当者も仕方ないという態度だ。反抗すればCIAに殺されるとまではいかなくても、今まで業者に便宜をはかってきた見返りの秘密などを暴露されてしまうだろうから。
こういうとき、かつてベストセラーとなった著書『NOと言える日本』で、「日本の優れた技術をソ連へ渡すぞとアメリカを脅せばよい」と主張していた石原慎太郎センセイが、値上げするならロシアが開発中の戦闘機T50に日本の電子装備をすれば世界最強だ、とか言い出さないのが不思議である。
もっと不思議なのは、大言壮語で人気取りして当選してから何もしない石原センセイに怒らない多くの日本国民である。
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これで、12年度予算で1機あたり99億円としていたが、百数億円に見直すとのこと。これにあわせて予算のやりくりをするらしい。
かつての主力戦闘機F4ファントム(米マクドネル・ダグラス社製)は、アメリカに売るときは6~7億なのに、カナダには11~12億、日本に売るときは20億くらいになっていたそうで、外国に売るときは儲けようとするにしても、日本からはボッタクリというわけだった。
防衛省の担当者も仕方ないという態度だ。反抗すればCIAに殺されるとまではいかなくても、今まで業者に便宜をはかってきた見返りの秘密などを暴露されてしまうだろうから。
こういうとき、かつてベストセラーとなった著書『NOと言える日本』で、「日本の優れた技術をソ連へ渡すぞとアメリカを脅せばよい」と主張していた石原慎太郎センセイが、値上げするならロシアが開発中の戦闘機T50に日本の電子装備をすれば世界最強だ、とか言い出さないのが不思議である。
もっと不思議なのは、大言壮語で人気取りして当選してから何もしない石原センセイに怒らない多くの日本国民である。
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by ruhiginoue
| 2012-05-14 17:16
| 政治