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by ruhiginoue

フジテレビが視聴率で不振らしい。

 もともとフジテレビは低迷していた。それを、フジサンケイグループの総帥だった鹿内信隆の息子・鹿内春雄が立て直したのだった。
 それまで「母と子のフジテレビ」というキャッチフレーズのもと『ポンキッキ』『ピンポンパン』など幼児向け番組に力を入れていたが、これを80年代に「面白くなければテレビじゃない」のキャッチフレーズにして『笑ってる場合ですよ』続く『笑っていいとも』、他にも『オレたちひょうきん族』などのお笑いや、後にフジテレビ好調の象徴といわれるようになる『なるほどザ・ワールド』といったバラエティー番組を中心とする路線変更をし、フジテレビを視聴率一位に押し上げる
 ところが、その絶頂期に、四十歳台の働き盛りであった鹿内春雄は、病気により急死してしまった。しかも後継者が父親より先に逝ってしまったわけだから、北朝鮮で金日成より先に金正日が死んだようなものと当時言われた。
 これで悲しみ困った鹿内信隆は、娘婿を養子にして跡取りとし、同族支配体制を維持した。ところが高齢となっていた鹿内信隆が死去したら、その一年八ヵ月後にクーデターが起きた。一年半ほどかけて、着々とグループ内で転覆工作が進んでいたということだろう。
 そして満を持して重役たちが、特に不祥事があったのでも、業績が特に悪化したのでもないのに、婿養子は経営者として不適格という全否定の理由によって解任の提案がなされ、これに諸手を挙げて賛成という次第であった。
 こうして鹿内一族は経営の実権を失った。
 そして今、フジテレビは同局を代表する人気番組『笑っていいとも』が、長年続いたしがらみから低落にもかかわらず打ち切れないうえ新番組は人気が出ないため、また失速しているという。諸行無常である。

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by ruhiginoue | 2012-05-21 18:48 | 経済 | Trackback | Comments(0)