肝炎訴訟と防衛医大および雇われた弁護士の体質
2012年 06月 28日
肝炎訴訟が各地で起こされている。この、国の責任を問う裁判とともに、原告らが厚生労働省前に集まり、早期解決を訴える。
これは防衛医大の手術でも危険があった。もしも輸血や出血を止める血液製剤を使用していたら、感染していただろうと医師たちから指摘する。
そして、その問題の手術について裁判で防衛医大が、誤診ではなく美容外科手術であり適切であると主張したことに、医師たちは誰も驚愕し、信じられないと言った。その書面を見せると吃驚仰天に近い反応である。
まず、患者が希望していない美容外科手術を医師から奨めることが、普通ありえない。それでも私設の美容外科なら、儲け主義の悪徳医師と診療所が横行しているが、国立の大学病院である。
また、合併症などリスクが高い手術を強く奨めたうえ、さらにリスクが高い輸血の用意をしながらの手術ということだから、「まじめな話その医師は絶対に頭がおかしい」とか、「ほんとうに医師免許を持っているのか」などと大抵の医師は言う。
ただ、その防衛医大講師だった伊藤嘉恭医師について、やったことの異常さに驚いた慶応大病院の医師が、学会で話してみたところ、知っている医師が何人かいて、かなり評判が悪かったと言った。
これについて、防衛医大で伊藤講師の上司であった新井という助教授(今でいう准教授)も、理解できない手術であり自分なら絶対にしないし、手術が行われた後に内容を知って不可解だったと断言した。これは裁判にも証言として提出された発言であり、同じことを学会でも言っていたことを会の理事長から聞いた。
その「美容」手術の手術結果。撮影は防衛医大の研修医。裁判で伊藤医師は、この手術が美容的に最善であると強弁した。
そんな伊藤医師から個人的に雇われたのが、銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士である。
この異常な手術が適切であると主張したうえ、デタラメな医学文献を証拠として提出するなどしながら、患者は鬱つきであると罵り、しかもクレーマーというならともかく「ストーカー」と告訴状に書き、異性に付きまとった人が逮捕された事件を例にあげて、原告を逮捕せよと求めた。
そうした好意の感情が異常に昂じての犯行と一緒してしまったら法的に間違いであることは弁護士なら解るはずだが、同法律事務の弁護士である田中清(京大法学部卒・元高裁判事)と井上朗(中大法学部卒・法学博士)は勘違いした。それを指摘されたら「ストーカー的」と言っただけと言い訳したが、それなら法の適応がなく「的」にすぎないことで逮捕せよと告訴状を書いて警察に出してしまったことになる。弁護士としての恥は消えない。
しかも、逮捕して口封じせよと、警察に告訴したのは別の意図があったようだ。
裁判の途中で伊藤医師が正しいことが明らかになったのだという荒唐無稽なことを主張する銀座ファースト法律事務所の田中清・井上朗の両弁護士だったが、実は裁判で、このあと被告側である防衛医大の卒業生の医師が、防衛医大の医師たちの間で「こんな手術をしたら裁判沙汰も当たり前だな」という会話があったことから法廷で証言をした。
この証言を被告側に有利にしようと田中清弁護士は医師に働きかけて失敗していたことが後で判明した。この証言をした医師は、働きかけられて証言を曲げるなんて醜いことはしないと言っていたが、それと同時に、ただ防衛医大の訴訟代理人をしている弁護士の先生(田中清)は「大嫌い」「ほんとうに失礼な人」と述べて書面にしている。
つまり、田中清は弁護士として自分の側を有利にしようと医師に働きかけたが、元高裁判事で国の代理人という経歴と地位から驕って威張った態度であったため反感を買って失敗し、そのさい医師に失礼をしてのことだったから、これは不味いと焦り、警察にデタラメな告訴状を出して原告を逮捕させようとしたとしか考えられない。
この、でたらめな告訴状は結局一蹴されたが、このことを問題にされると田中清弁護士は、異常な医師個人から金で雇われていたのが実態なのに、防衛医大の弁護をした国の代理人であるとして、政治的配慮を求め続ける。だから、田中弁護士は裁判で被告となっても逃げられたのである。
この件で、銀座ファースト法律事務所の顧客の一人が、こんな弁護士は良くないということで顧問契約を解除した。これは顧客の妻が提案しての結果だった。それを田中弁護士は、この顧客は女房の尻に敷かれているので不当にも言い成りになって自分を解任したのだと、色々なところで公言していた。身から出た錆とか不徳の致すところとかいう言葉は、常に権力に擦り寄って弱いもの虐めしている人の辞書には無いということだろう。
関連項目
防衛医大の手術の問題
追記 最近またアクセスが急増したのはこれのためであろう。
千葉で大橋巨泉氏に薬の誤投与(過剰投与)をして衰弱させ遺族が許せないと言っていたという報道について
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これは防衛医大の手術でも危険があった。もしも輸血や出血を止める血液製剤を使用していたら、感染していただろうと医師たちから指摘する。
そして、その問題の手術について裁判で防衛医大が、誤診ではなく美容外科手術であり適切であると主張したことに、医師たちは誰も驚愕し、信じられないと言った。その書面を見せると吃驚仰天に近い反応である。
まず、患者が希望していない美容外科手術を医師から奨めることが、普通ありえない。それでも私設の美容外科なら、儲け主義の悪徳医師と診療所が横行しているが、国立の大学病院である。
また、合併症などリスクが高い手術を強く奨めたうえ、さらにリスクが高い輸血の用意をしながらの手術ということだから、「まじめな話その医師は絶対に頭がおかしい」とか、「ほんとうに医師免許を持っているのか」などと大抵の医師は言う。
ただ、その防衛医大講師だった伊藤嘉恭医師について、やったことの異常さに驚いた慶応大病院の医師が、学会で話してみたところ、知っている医師が何人かいて、かなり評判が悪かったと言った。
これについて、防衛医大で伊藤講師の上司であった新井という助教授(今でいう准教授)も、理解できない手術であり自分なら絶対にしないし、手術が行われた後に内容を知って不可解だったと断言した。これは裁判にも証言として提出された発言であり、同じことを学会でも言っていたことを会の理事長から聞いた。
その「美容」手術の手術結果。撮影は防衛医大の研修医。裁判で伊藤医師は、この手術が美容的に最善であると強弁した。
そんな伊藤医師から個人的に雇われたのが、銀座ファースト法律事務所の田中清弁護士である。
この異常な手術が適切であると主張したうえ、デタラメな医学文献を証拠として提出するなどしながら、患者は鬱つきであると罵り、しかもクレーマーというならともかく「ストーカー」と告訴状に書き、異性に付きまとった人が逮捕された事件を例にあげて、原告を逮捕せよと求めた。
そうした好意の感情が異常に昂じての犯行と一緒してしまったら法的に間違いであることは弁護士なら解るはずだが、同法律事務の弁護士である田中清(京大法学部卒・元高裁判事)と井上朗(中大法学部卒・法学博士)は勘違いした。それを指摘されたら「ストーカー的」と言っただけと言い訳したが、それなら法の適応がなく「的」にすぎないことで逮捕せよと告訴状を書いて警察に出してしまったことになる。弁護士としての恥は消えない。
しかも、逮捕して口封じせよと、警察に告訴したのは別の意図があったようだ。
裁判の途中で伊藤医師が正しいことが明らかになったのだという荒唐無稽なことを主張する銀座ファースト法律事務所の田中清・井上朗の両弁護士だったが、実は裁判で、このあと被告側である防衛医大の卒業生の医師が、防衛医大の医師たちの間で「こんな手術をしたら裁判沙汰も当たり前だな」という会話があったことから法廷で証言をした。
この証言を被告側に有利にしようと田中清弁護士は医師に働きかけて失敗していたことが後で判明した。この証言をした医師は、働きかけられて証言を曲げるなんて醜いことはしないと言っていたが、それと同時に、ただ防衛医大の訴訟代理人をしている弁護士の先生(田中清)は「大嫌い」「ほんとうに失礼な人」と述べて書面にしている。
つまり、田中清は弁護士として自分の側を有利にしようと医師に働きかけたが、元高裁判事で国の代理人という経歴と地位から驕って威張った態度であったため反感を買って失敗し、そのさい医師に失礼をしてのことだったから、これは不味いと焦り、警察にデタラメな告訴状を出して原告を逮捕させようとしたとしか考えられない。
この、でたらめな告訴状は結局一蹴されたが、このことを問題にされると田中清弁護士は、異常な医師個人から金で雇われていたのが実態なのに、防衛医大の弁護をした国の代理人であるとして、政治的配慮を求め続ける。だから、田中弁護士は裁判で被告となっても逃げられたのである。
この件で、銀座ファースト法律事務所の顧客の一人が、こんな弁護士は良くないということで顧問契約を解除した。これは顧客の妻が提案しての結果だった。それを田中弁護士は、この顧客は女房の尻に敷かれているので不当にも言い成りになって自分を解任したのだと、色々なところで公言していた。身から出た錆とか不徳の致すところとかいう言葉は、常に権力に擦り寄って弱いもの虐めしている人の辞書には無いということだろう。
関連項目
防衛医大の手術の問題
追記 最近またアクセスが急増したのはこれのためであろう。
千葉で大橋巨泉氏に薬の誤投与(過剰投与)をして衰弱させ遺族が許せないと言っていたという報道について
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by ruhiginoue
| 2012-06-28 19:42
| 司法