政治風刺をテレビが規制していると牧伸二は嘆いていた
2013年 05月 07日
前に、記事を書いた雑誌をここで紹介したら、商品の宣伝だと難癖を付けられたことがある。これは趣旨が明らかに異なるのだが、そうした難癖を防ぐためには雑誌の表紙だけを掲載するのではなく、雑誌を手に持っている自分の姿の写真を掲載し、自分の近況を報告していることにする手がある。増山麗奈さんが、よくやっている。
しかし、女性だと手に持って微笑んでいる姿が様になるけど、男性がニヤケた顔してやっていたら不気味になってしまうのではないか。
ところで、ウクレレ漫談で知られる牧伸二さんが亡くなり、病気を苦にしてか、金銭問題の責任を感じてのことか、自殺と見られている。それとは別に、何年か前から、テレビで政治ネタをやろうとすると、軽い調子で風刺や皮肉という程度なのにテレビ局から規制がかかり、言論表現の自由が無くなってきて、「あーあーあやんなちゃった」と、冗談めかしながらも、冗談では済まない問題として語っていた。
かつて司会をしていた日曜昼の「テレビ寄席」は長寿番組になったが、特にその人気コーナー「牧伸二のバーゲンセール」では、色々な商品を名前だけ言って競りにかけ、落とされて登場するのは意表をついた冗談商品であるため爆笑を巻き起こしていた。
それは、駄洒落もあれば風刺もあるという具合で、例えば「シクラメンのかほり」が大ヒットしたのでシクラメンを売り、競り落とされて出てきたのは36個のインスタントラーメン(4×9=36のラーメン)であったり、名画モナリザが来日展示で話題のときは、モナリザを競りにかけ、落札されて出てきたのは本物のモナリザのようだがよく見ると複製それも顔が牧伸二だったり、四〜五月の連休の前は、メーデーの赤旗を売り出し、その赤旗は中心に大きな目玉の絵が描いてあったり、という調子だった。
そんな様々なインチキ商品を競りで値段をつりあげて売り、しかし商品のインチキさが大いに笑えるうえ、その収益は福祉に寄付するから、競り落として買った人も決して怒らないという粋な企画だった。
そういう笑いがなくなって、テレビは人の悪口それも強者への皮肉や風刺ではなく弱い者虐めで受けをとる傾向が強まり、社会派ネタは大手メデイアでは規制されるようになった、ということだ。
テレビがつまらないわけだ。
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しかし、女性だと手に持って微笑んでいる姿が様になるけど、男性がニヤケた顔してやっていたら不気味になってしまうのではないか。
ところで、ウクレレ漫談で知られる牧伸二さんが亡くなり、病気を苦にしてか、金銭問題の責任を感じてのことか、自殺と見られている。それとは別に、何年か前から、テレビで政治ネタをやろうとすると、軽い調子で風刺や皮肉という程度なのにテレビ局から規制がかかり、言論表現の自由が無くなってきて、「あーあーあやんなちゃった」と、冗談めかしながらも、冗談では済まない問題として語っていた。
かつて司会をしていた日曜昼の「テレビ寄席」は長寿番組になったが、特にその人気コーナー「牧伸二のバーゲンセール」では、色々な商品を名前だけ言って競りにかけ、落とされて登場するのは意表をついた冗談商品であるため爆笑を巻き起こしていた。
それは、駄洒落もあれば風刺もあるという具合で、例えば「シクラメンのかほり」が大ヒットしたのでシクラメンを売り、競り落とされて出てきたのは36個のインスタントラーメン(4×9=36のラーメン)であったり、名画モナリザが来日展示で話題のときは、モナリザを競りにかけ、落札されて出てきたのは本物のモナリザのようだがよく見ると複製それも顔が牧伸二だったり、四〜五月の連休の前は、メーデーの赤旗を売り出し、その赤旗は中心に大きな目玉の絵が描いてあったり、という調子だった。
そんな様々なインチキ商品を競りで値段をつりあげて売り、しかし商品のインチキさが大いに笑えるうえ、その収益は福祉に寄付するから、競り落として買った人も決して怒らないという粋な企画だった。
そういう笑いがなくなって、テレビは人の悪口それも強者への皮肉や風刺ではなく弱い者虐めで受けをとる傾向が強まり、社会派ネタは大手メデイアでは規制されるようになった、ということだ。
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by ruhiginoue
| 2013-05-07 20:03
| 芸能