小沢一郎に騙される人たち、小沢一郎で騙す人たち
2013年 07月 19日
たとえば、ナチスを離党し批判した人が迫害されたとする。それは考えが変わり党の方針に反対したのではなく、党内の主導権争いに敗れただけだった。なのに、自分がナチにいた頃やってきた事を批判したら、どうだろうか。何をいまさら言い出すのかと笑われるだろうし、前から命がけでナチに反対してきた人にとっては「ふざけるな」だ。
すると、そいつの支持者たちが、前から命がけでナチに反対してきた人たちに向かって「おまえたちはナチに味方している」と非難して、「あいつらは駄目だ。我々を支持しろ」と言ったらどうか。そして、それに釣られる人がいたら、とても危険だ。
これとまったく同じなのが、自民党を辞めた小沢一郎についてのことだ。このことは、小沢一郎が自民を離党して新党を作り、政治改革をすると宣言したとき、指摘されたものだ。この件で朝日新聞が立花隆にコメントを求めると、立花は、その中枢に居た小沢が、単に勢力争いに敗れたから抜け出しだけだけなのに、自分が自民党で中心になってやってきたことを批判してみせるなんて「ちゃんちゃらおかしい」と言った。この辛らつな言葉は、当時かなり話題になったものだ。
ところが、小沢一郎それに鈴木宗男もだが、自分が自民党内で失敗して野に下るしかなくなり、それで都合が悪くなったら途端に、今まで自分が権力の側からしてきたことを批判している。
小沢一郎は自民党の幹事長だった当時、ちょっとでも自分が気に入らないと「アカ」と罵倒してきたのだから、後に彼が陥れられたのは単にファシスト同士の対立で劣勢になっただけだ。それを、一般市民が権力に迫害されているのと同一視しては危険である。
鈴木宗男は自民党の議員だった当時、国会で、共産党の議員が法案に冤罪の危惧ありと追及しているとき、ニタニタしながら大声で野次って妨害していた。ところが、自分が「国策捜査」の憂き目に遭ったら、冤罪をなくせと選挙広報で謳っている。いわゆるルサンチマンに過ぎない。
この、見え透いたご都合主義に、前から反対しつづけてきた人たちが不快感を示したら、それに対し「権力の弾圧に手を貸した」と非難するのが小沢や鈴木の支持者だ。まったく本末転倒だが、確信犯なのかもしれない。
また、小沢は自民とも民主とも喧嘩になり推進してきたはずの日米強調と原発を批判してるが、自民党が小沢新党ともいうべき新進党に対抗して作った自社さきがけ連立政権が発足したさい、国会質問で、自民党と社会党の政策は違うが、どうするのかと問われた社会党員の村山総理が「自民党に合わせて自衛隊も日米安保も原発も、これまでどおり合憲、維持、推進」などと答弁したら、敵側のはずの小沢一郎は「よし、よし」と大きくうなづいていた。これはテレビで見た人が多い。
この小沢一郎に久米宏が聞いたところによると、小沢が通った高校は進歩的な校風で当時は安保反対で盛り上がり、父親が自民党議員で安保推進を担当してたから肩身が狭く、そのトラウマにより反米的な人に反感を抱き続けているとのこと。そんな昔からの心情が今さら変わるはずがなく、米批判は本心か疑問だ。
つまり、小沢一郎と自民党の対立は、闘争ではなく痴話喧嘩だ。霞ヶ関の右翼官僚がゴーストライターだった「日本改造計画」という著書が小沢にあり、外国に出て戦争をするのが「普通の国」と言い、改憲を主張し、原発を推進し、アメリカの言いなり政策を推進し、反対する者は「アカ」と罵り時代錯誤な敵視と弾圧をしてきた。それが小沢一郎である。
そして、政治改革の美名のもと、政権交代と調子のいいことを言い、そのためには二大政党、死票が多くてもいいから小選挙区制、と欺いて、自民または自民亜流の政権の二者択一に狭め、他は排除して異論は封殺してしまった。これが今の右傾化の原因である。
これを批判して、作家の志茂田影樹は「二大政党制は、体制側にとって保険だ。ひも付き政権党が駄目になったときに備えておくものだ」と指摘し、普段あまり政治の話を積極的にしない人なのに、共産党の機関誌「赤旗」に出てまで発言していた。
なのに、反戦だの反米だの反原発だので小沢一郎なんかを持ち上げる人たちは、きっと経緯を知らない平成生まれかと思ったら、けっこう歳とった人までいる。反自民の分断を意図する確信犯もいるだろうが、ほんとうに無知とかお人よしもいるので、呆れさせられる。
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すると、そいつの支持者たちが、前から命がけでナチに反対してきた人たちに向かって「おまえたちはナチに味方している」と非難して、「あいつらは駄目だ。我々を支持しろ」と言ったらどうか。そして、それに釣られる人がいたら、とても危険だ。
これとまったく同じなのが、自民党を辞めた小沢一郎についてのことだ。このことは、小沢一郎が自民を離党して新党を作り、政治改革をすると宣言したとき、指摘されたものだ。この件で朝日新聞が立花隆にコメントを求めると、立花は、その中枢に居た小沢が、単に勢力争いに敗れたから抜け出しだけだけなのに、自分が自民党で中心になってやってきたことを批判してみせるなんて「ちゃんちゃらおかしい」と言った。この辛らつな言葉は、当時かなり話題になったものだ。
ところが、小沢一郎それに鈴木宗男もだが、自分が自民党内で失敗して野に下るしかなくなり、それで都合が悪くなったら途端に、今まで自分が権力の側からしてきたことを批判している。
小沢一郎は自民党の幹事長だった当時、ちょっとでも自分が気に入らないと「アカ」と罵倒してきたのだから、後に彼が陥れられたのは単にファシスト同士の対立で劣勢になっただけだ。それを、一般市民が権力に迫害されているのと同一視しては危険である。
鈴木宗男は自民党の議員だった当時、国会で、共産党の議員が法案に冤罪の危惧ありと追及しているとき、ニタニタしながら大声で野次って妨害していた。ところが、自分が「国策捜査」の憂き目に遭ったら、冤罪をなくせと選挙広報で謳っている。いわゆるルサンチマンに過ぎない。
この、見え透いたご都合主義に、前から反対しつづけてきた人たちが不快感を示したら、それに対し「権力の弾圧に手を貸した」と非難するのが小沢や鈴木の支持者だ。まったく本末転倒だが、確信犯なのかもしれない。
また、小沢は自民とも民主とも喧嘩になり推進してきたはずの日米強調と原発を批判してるが、自民党が小沢新党ともいうべき新進党に対抗して作った自社さきがけ連立政権が発足したさい、国会質問で、自民党と社会党の政策は違うが、どうするのかと問われた社会党員の村山総理が「自民党に合わせて自衛隊も日米安保も原発も、これまでどおり合憲、維持、推進」などと答弁したら、敵側のはずの小沢一郎は「よし、よし」と大きくうなづいていた。これはテレビで見た人が多い。
この小沢一郎に久米宏が聞いたところによると、小沢が通った高校は進歩的な校風で当時は安保反対で盛り上がり、父親が自民党議員で安保推進を担当してたから肩身が狭く、そのトラウマにより反米的な人に反感を抱き続けているとのこと。そんな昔からの心情が今さら変わるはずがなく、米批判は本心か疑問だ。
つまり、小沢一郎と自民党の対立は、闘争ではなく痴話喧嘩だ。霞ヶ関の右翼官僚がゴーストライターだった「日本改造計画」という著書が小沢にあり、外国に出て戦争をするのが「普通の国」と言い、改憲を主張し、原発を推進し、アメリカの言いなり政策を推進し、反対する者は「アカ」と罵り時代錯誤な敵視と弾圧をしてきた。それが小沢一郎である。
そして、政治改革の美名のもと、政権交代と調子のいいことを言い、そのためには二大政党、死票が多くてもいいから小選挙区制、と欺いて、自民または自民亜流の政権の二者択一に狭め、他は排除して異論は封殺してしまった。これが今の右傾化の原因である。
これを批判して、作家の志茂田影樹は「二大政党制は、体制側にとって保険だ。ひも付き政権党が駄目になったときに備えておくものだ」と指摘し、普段あまり政治の話を積極的にしない人なのに、共産党の機関誌「赤旗」に出てまで発言していた。
なのに、反戦だの反米だの反原発だので小沢一郎なんかを持ち上げる人たちは、きっと経緯を知らない平成生まれかと思ったら、けっこう歳とった人までいる。反自民の分断を意図する確信犯もいるだろうが、ほんとうに無知とかお人よしもいるので、呆れさせられる。
by ruhiginoue
| 2013-07-19 17:01
| 政治





