共産党の吉良よし子は演説が上手だった
2013年 07月 22日
参院選で、共産党が久しぶりに選挙区で当選者をだした。
もともと、比例代表制度は、導入されたさい共産党に不利ではないかと言われた。個人名を書いて投票するのはいいが「共産党」と書くことに抵抗がある人もいるだろうから。しかし、それは昔の田舎のことであって、今は事情が違う。
むしろ、二大政党制にするための小選挙区が、共産党にとって不利となった。それでも、2~3議席くらいは獲得できてもよかった。ところが選挙区は全滅で、比例区だけの当選者であった。
つまり、共産党の政策と姿勢に共感して用紙に「共産」と書き箱に入れる人がそれなりにいるのに、共産党の候補者の名前を「誰々」と書いて入れる人が乏しかったのだ。
それは、共産党の候補者たちが、だいたい演説が下手だからだ。訴えかける話術を持っていない。そのうえ、自分をさらけだすことをせず、党の方針を口移しのように言うだけ。これでは、候補者がどんな人なのか、よくわからないので信任しようという気持ちにならないし、どの候補者もいわゆる金太郎飴とかステロタイプだから、足を止めて近づき話を聞いてみようとは思わない。
かつてセルジュ チェリビダッケというドイツの指揮者は、自分の配下のミュンヘンフィルの団員が、リハーサルのさい、ただ楽譜のとおり正確に演奏したからこれでよいだろうという態度だと「人間はどこへ行った」と言って叱ったそうだが、これと同じことだ。
ところが、吉良よし子という人は共産党には珍しく演説が上手かった。共産党に多い紋切り型ではなく、自分の言葉で表現する割合が多かった。しかも彼女は「私は今ちょうど30歳で、この世代は就職の時期に皆が大変だった」と、自らを語りながら政治経済とからめて、「だからブラック企業は許せない。その経営者を担ぐ自民党は許せない」と訴えていた。これなら、聞く耳持つ人がいるだろう。
ところで、作家の堀田善衛は、純文学と翻訳をしていたが、「モスラ」の原案も手がけ、宮崎駿が愛読者で小説のアニメ化構想していて、ベトナム反戦運動で脱走米兵を自宅に匿ったこともあった、という人だが、そんな彼はこう言っていたそうだ。
「共産党員といっても、いろいろな人がいる。だから私は選んで付き合う」
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もともと、比例代表制度は、導入されたさい共産党に不利ではないかと言われた。個人名を書いて投票するのはいいが「共産党」と書くことに抵抗がある人もいるだろうから。しかし、それは昔の田舎のことであって、今は事情が違う。
むしろ、二大政党制にするための小選挙区が、共産党にとって不利となった。それでも、2~3議席くらいは獲得できてもよかった。ところが選挙区は全滅で、比例区だけの当選者であった。
つまり、共産党の政策と姿勢に共感して用紙に「共産」と書き箱に入れる人がそれなりにいるのに、共産党の候補者の名前を「誰々」と書いて入れる人が乏しかったのだ。
それは、共産党の候補者たちが、だいたい演説が下手だからだ。訴えかける話術を持っていない。そのうえ、自分をさらけだすことをせず、党の方針を口移しのように言うだけ。これでは、候補者がどんな人なのか、よくわからないので信任しようという気持ちにならないし、どの候補者もいわゆる金太郎飴とかステロタイプだから、足を止めて近づき話を聞いてみようとは思わない。
かつてセルジュ チェリビダッケというドイツの指揮者は、自分の配下のミュンヘンフィルの団員が、リハーサルのさい、ただ楽譜のとおり正確に演奏したからこれでよいだろうという態度だと「人間はどこへ行った」と言って叱ったそうだが、これと同じことだ。
ところが、吉良よし子という人は共産党には珍しく演説が上手かった。共産党に多い紋切り型ではなく、自分の言葉で表現する割合が多かった。しかも彼女は「私は今ちょうど30歳で、この世代は就職の時期に皆が大変だった」と、自らを語りながら政治経済とからめて、「だからブラック企業は許せない。その経営者を担ぐ自民党は許せない」と訴えていた。これなら、聞く耳持つ人がいるだろう。
ところで、作家の堀田善衛は、純文学と翻訳をしていたが、「モスラ」の原案も手がけ、宮崎駿が愛読者で小説のアニメ化構想していて、ベトナム反戦運動で脱走米兵を自宅に匿ったこともあった、という人だが、そんな彼はこう言っていたそうだ。
「共産党員といっても、いろいろな人がいる。だから私は選んで付き合う」
by ruhiginoue
| 2013-07-22 12:05
| 政治





