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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

小沢一郎シンパの共産党中傷は無知に基づくもの

 前に、小沢一郎に騙されてはいけないという趣旨で書いたが、これにもうひとつ指摘を加える。
 小沢一郎が「国策捜査」に陥れられたという問題で、そのさい共産党が小沢を批判してばかりで擁護しないと言って攻撃する人たちがいる。ほとんどは小沢シンパの人たちだ。
 しかし小沢一郎という政治家は、政権与党である自民党の中枢にいて、その悪政に反対するものを攻撃することで「豪腕」を発揮してきたが、それは与党内の政敵に対してだけではなく、在野の存在である市民やマスコミに対する「アカ攻撃」など卑劣な弾圧もしていた。
 ところが、政権与党内での勢力争いに敗れて野に下ったら、今まで自分がしてきたことを他人事として批判し始めたので、その図々しさに呆れられたうえ、「国策捜査」の標的にもなった。
 そんな小沢一郎を、野党が擁護するなんてバカげている。共産党の態度は当然だ。共産党と立場が異なっても、自民党に反対の立場が昔から一貫していた人なら、同様だろう。
 しかし、小沢シンパは時勢に乗るだけの人が多い。だから今たまたま小沢が取っている態度を信奉し、小沢を擁護しないのは悪だと決め付ける。そして共産党に対しては、検察の味方をしたのだから共産党が弾圧されても擁護されないでいいのかと言い出す。
 そう言うからには、そうした小沢シンパたちは、今後共産党が弾圧を受けたら、どんなに共産党に反感を持っていても擁護しなければならないが、多分しないだろう。その場限りのご都合主義で言っているのだから。今後、そういうことがある可能性が高いので、そのさい共産攻撃していた小沢シンパたちが、ちゃんと共産擁護するか、しっかり監視しよう。
 それに、共産党が検察の味方をした事実は存在しない。ありえないからだ。そもそも野党が検察の味方をすることは不可能だ。そんなことをする余地は、今の日本の法制度に無い。
 あくまで共産党は、野党として自民党政治の構造を問題にしていた一貫として、小沢の政治資金について批判したのであって、それにちょうどよく検察が動き出したことを、好都合だから利用したにすぎない。
 つまり、共産党は小沢一郎の政治手法を、政治的社会的な倫理や道徳の観点から批判しており、裁判とは無関係である。批判された件が合法か違法かという問題は、司法の場だけで判断されるべきことで、その司法が公正であるかどうかの問題はあるが、政治倫理などとは次元の異なる問題である。
 このような区別をできない人たちが、その場限りのご都合主義で小沢を擁護し共産を中傷している。つまり、小沢シンパたちは、小沢政治の経緯を知らないうえ、日本の法制度も知らない、二重の無知なのである。こんな連中にしか支持されていないのだから、破綻をきたして当然だ。小沢一郎はそれなりにがんばってはきたのだから、支持者に恵まれなかったという点で気の毒である。

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by ruhiginoue | 2013-08-07 09:24 | 政治