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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

考えることが駄目な人

 前に霞ヶ関の裁判所前で、通りかかった年配の制服警察官が、訴訟の当事者となった人たちが情宣活動をしているのを横目で睨みながら同僚に「演説したり紙を配ったりしてやがって生意気なんだよ。言われたことにだけ従っていればいいんだ。裁判ってものはなあ、取り締まりのためにするものだ。会社や国を訴えたりするんじゃねえよ」と同僚に説いているのを聞いた。
 これはファシストの意見かと思い勝ちだが、そうとは限らない。まったく同様の人が、中学の担任の教師にいた。やはり、「言われたことにだけ従っていればいい」と執拗で、そのため一般的な問題児とか不良ではない生徒ばかり殴っていた。
 例えば、クラスでもっとも成績優秀な男子が、その成績優秀のため担任教師から気に入られていたのだが、彼は進路指導のとき、適性検査をやらされることに反発し、「こんな知能検査みたいなパズルでは何もわからない。こんなものをやらされて、将来の夢や希望に口出しされてはたまらない」と言った(確かにその通りだろう)ところ、それに激怒した教師は、その生徒を執拗に殴打し、殴られた顔中が真赤に晴れ上がった。
 また、自分はその彼ほど優秀ではなかったが、新聞に投書して全国紙に何度か掲載さりたりしていたところ、それが気に入らないと、その教師は居残りをさせたうえ執拗に殴った。「意見なんて言うもんじゃない。持つのも駄目だ。お前は新聞の政治経済の欄まで読むんだろう。いいか、俺は新聞はスポーツ欄しか読まないんだ。みんなそうでないといけないんだ」と言った。そして通知表の通信欄に堂々と、そのことを罵る記述をしたので、さすがに親も驚いた。
 あのセンセイは変な人だと評判だったが、東京理科大夜間部卒の数学担当で、この数学についても、証明問題などで独自の考えをすることについて許さない人だった。それではもはや数学ではないのだが。
 そして、卒業して数年経ってから、その教師が退職したことを人づてに聞いた。あの性格から最悪ともいえる生活指導の担当になったら、そこで暴虐の限りをつくし、ついに被害者の一部である生徒数人が、その教師の自宅を見張ったうえ、出てきた小さい息子のあとをつけて、人目がとぎれた場所で殴った。その息子は泣きながら帰宅し、息子の腫れ上がった顔を見て驚く母親に「『親の因果が子に報い』って何」と訊いたそうだ。
 これにその教師は衝撃を受けて、ノイローゼとなって不登校となり、そのまま退職して、まったく別の仕事に転職し、会社勤めとなった。情けない結末だが、その教師としては、熱心ではあったが、その内容について考えることができなかったのだろう。なんせ考えることは罪だと信じていたのだから。
 この教師と同じ頭の程度の政治家がいるから、テロが起きるのだ。そしてバカ教師よりもっと問題なことに、ノイローゼになったりはせず、言論や報道を規制しようとし、テロと闘うと言い出すので、さらに悲惨なことになる。

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by ruhiginoue | 2013-09-25 18:55 | 雑感