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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

国家と病気で勧誘する宗教の嘘

 強引な勧誘や入会の強要をしたとして本部が家宅捜索されたことまである「顕正会」という宗教団体の勧誘が来て不愉快だった、という人の話をきいた。その人が言うには、「御題目」を唱えると末期癌が治るなどと、荒唐無稽なことを言っていたが、「顕正新聞」とかいう機関誌を見せながら「今、日本が諸外国からの圧力に云々」「既存のマスコミは真実を報道しない」という切り口で話し始めたので、最初は宗教ではなく政治活動かと思ったそうだ。
 そうして巧妙な誘導をしかけてきたということだが、国家主義や国粋主義を説きながら病気が治ると言って勧誘するのは、日本の新興宗教全体の特徴だ。石原慎太郎と密接な霊友会もそうだし、オウム真理教もそうだったし、もちろん幸福の科学もだ。
 また、右翼宗教の代表格と言っても良い「生長の家」は、戦前宗教弾圧を受けたので、処世術として国粋主義を取り入れたと指摘されているが、その機関誌を読むと病気が治ると謳っていた。
 しかし、やはり弾圧を受けて獄中転向して国粋主義者となった右翼活動家の赤尾敏もと代議士は、生長の家の谷口雅春教祖の講演を聞いたところ、教祖は、信仰していれば何があっても安心と説き「原爆が落ちても大丈夫」とまで言うから、「では谷口さんが、みんなの前で青酸カリ飲んで見せて、死ななければ喜んで入信するよ」と皮肉った。
 そして、赤尾もと代議士は、こう指摘した。宗教とは心の糧とするものなのだから、何か得になるので信仰しようというべきではなく、もちろん現世利益を求める宗教もあるけれど、嘘はいけない。
 まったく、そのとおりだろう。つまりそうした宗教は、右翼っぽく装っていても、ほんとうの右翼の立場から肝心な部分で批判されるということだ。だから騙されてはいけない。
 
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by ruhiginoue | 2013-10-16 22:18 | 社会