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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

隣のガキがよく柿食えば鐘がなるか金にどうなるかはともかく

 近所の人が自宅の庭の木の柿をくれたので食べたら美味かった。遠くから燃料をかけて運んでくるものを買って食べるより、身近な木になっている果物を食べるほうが健全だろう。
 しかし、そんな人がいる一方で、たくさんなって余っているのに他には分けないで、売るわけでもなく、カラスの餌にしている人もいる。もちろん、そういうものがあれば、カラスのゴミ置き場荒らしが少しは減るのかもしれないが。
 ところで、他人の土地の木から果物を無断で取れば窃盗罪だが、自然に落ちたものを公道で拾っても、無断で持っていくと拾得物横領罪になることがあるそうだ。だからいちおう拾ったと言うべきで、それでたいていの人は、どうぞと言ってくれる。くれないケチは、そういう人なのだと今後から認識すればよい。
 また、隣の敷地の木から自宅の敷地に枝が伸びていても、勝手に実を取っては泥棒である。
 しかし、隣の竹から自宅の敷地に竹の子が生えたものは、勝手に取ってもよい。日本の法律では、土地の権利が地中には及ばないと規定されているからだ。
 それで、隣の木から枝が伸びて、こちらの敷地に侵入しても、日陰になるとか葉っぱが落ちるなど迷惑なので枝を切ってくれと要求することならできるが、他人の所有物なので自分の敷地内でも勝手に切っては器物損壊罪になってしまい、ただし木の根っこは地中にあるので権利が及ばないから、勝手に切っても良いのだ。
 というわけだから、迷惑なので木の枝を切ってくれと頼んでも無視されたら、なら木の根っこを切ってしまうという手がある。枝が張り出しているなら、その根もあるはずで、伸びた枝を切っても木はなんともないが、根を切ったら枯れることがある。
 これを言って切るように圧力をかけて、それでも無視されたら実効してしまうことができる。
 これは、弁護士ならだいたい知っているけど、公然とは言いにくいので、まず口をつぐむことが多い、法律の裏技である。
 それにしても、もらった柿は美味しかった。
  

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by ruhiginoue | 2013-11-14 22:36 | 司法