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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

まるでSF特撮か幼児漫画の都知事選挙

 かつて筑紫哲也は、個人の縁からタレント議員の中山千夏に頼まれ選挙広報のインタビュー役をしたが、記者の立場から問題ありと没にした。それで公開されなかったにもかかわらず、当時の勤務先の朝日新聞から服務規程違反で処分された。在野の民間企業であっても、個人の信条や交友は自由だが選挙運動に関わることは業務にさしつかえがあるというわけだ。また、これを文春は非難して大騒ぎ。

 ところが在野の民間企業ではないNHKの役職にある百田尚樹が、特定候補の選挙演説までしているのに、今の政府はケジメがないどころか、政府の要職にある者には特権があるといわんばかりの態度であり、こんなことがまかり通っていることのほうが余程SFだ。

 そんな百田だが、正しいことも言う。彼は、左寄りの格好だけつけると売名になると言って進歩的な文化人を批判したが、当たっている部分もある。平和とか人権とか言いながら権力と戦わない文化人たちは、良識派と評価されながら大企業がスポンサーのマスコミに干されもしないで、売れっこになる。ちょうど細川支持している瀬戸内とか澤地などの人たちがそうだ。

 また、その左寄りの佐高信は、かつて社民党を支持し福島瑞穂と仲良しで、評論家としての客観性を損なうほど持ち上げていた。しかし今度の都知事選挙では、福島瑞穂が宇都宮候補を支持し、自サイトで正義の味方アンパンマンに喩えていたのに対し、佐高信は「ハーヒフヘホー」と叫んでいる。

 いっぽう舛添要一が最も優位といわれるのは、テレビで得た知名度と自民党と創価学会の組織的集票による投票がほとんどだろうし、彼の政策に投じる人も、どこまでちゃんと考えているか怪しいが、彼自身の得票ではある。
 しかし細川護煕は違う。彼にあるのは小泉劇場リバイバル上演によるトリックアート集票なので、舛添より悪質だ。だから、細川を積極支持ではないが勝てるかもしれない、という投票をしたら、むしろ舛添当選より危険である。


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by ruhiginoue | 2014-02-05 21:34 | 政治