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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

学校の勉強は博打であることを義務教育で教えよ

 山梨の政治的実力者だった金丸信副総理が生きていたら、豪雪で大変なことになっているのに天麩羅を食べていた安部総理に激怒したことだろう、と先日書いたが、昨年の夏に安倍総理の地元である山口が記録的な豪雨で死者まで出たさいは、その被害の規模は今の雪の被害に比して死者の数など十分の一ほどだが、政府は初動が早く、安倍総理も対策に熱心で、地元に早速お見舞いの言葉もかけていたそうだから、この違いは自民党内の勢力によるものであると、山梨の自民党関係者は激怒しているらしく、そうなら露骨すぎる。

 ところで、国会では、奨学金制度が若者を追い込んでいる問題を、共産党の宮本議員が追及したところ、麻生財務相は「じゃあ、借りたお金は返さなくていいのか」「そんな事言うと、お前金持ちだからそんな事言ってるんだろうと言いたそうな顔してるけど」と、酷い答弁だった。
 漢字も読めないけど有名私立大学を出ている人としては、質問を嫌味と受け取ってしまったのかもしれないが、奨学金といいながら利息付で返済というのでは奨学金ではなく借金とかローンというべきで、それが前から問題になっている。
 かつて勝海舟が、アメリカを訪問した体験を殿様に聞かれて、アメリカは封建制度を否定して実力主義を取り入れており、それなりの地位にある者はそれなりに利口で、これが日本と最も大きな違いとなっている、と答えたため殿様を怒らせたそうだが、日本は封建時代に逆戻りしている部分がある。
 ただ、本当の奨学金制度がないことも問題だが、もともと借りる学費制度は「出世払い」が前提だったけど、学歴を得ても出世できない現実から返せなくなっている。奨学金を充実させるとともに、学歴があっても収入がよくなるとは限らない現実を、ちゃんと広報するべきだろう。
 ところが、ちゃんと勉強しないと駄目だと、どうしても言いたい人たちがいて、この人たちのデマゴーグが、世の中をおかしくしている。
 たくさんのお金と時間と労力をかけても、全部無駄になることは少なくない。学校の勉強も博打である。それでも可能性に賭けるならやれば良い。そう、義務教育できちんと教えるべきだ。


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by ruhiginoue | 2014-02-20 22:01 | 政治