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by ruhiginoue

ネトウヨから守るため子供を愚かな親から親戚が引き離した

 ネトウヨに限らず、難癖をつけたいけれど反論するのでもなく「朝日新聞が左より」という紋切り型を口にする人たちがいる。
 これはかなり昔からのことだが、果たしてそれが実態を反映した言葉なのかということに、疑問を感じている人たちがいる。自分が右すぎるから相対的に中庸が左に見えるということもあるだろうし、商売でカッコつけて進歩的な姿勢をとっているだけという指摘もある。
 また、文芸春秋社には、朝日新聞社の入社試験に落ちた奴がいっぱいいる、とも言われる。

 ところで、上には上があり、下には下がある。かつて近所の同級生に、小学校の作文コンクールで何度も佳作や入選をした人がいるのだが、その文章表現から、親が書いているのだろうと周囲で言われていた。また、その人の母親なら、いかにもやりそうだったのだ。庶民の半端なインテリというような、そういう感じの人だった。
 そして子供が中学生になったら、まったく入選などしなくなったので、あのお母さんの力では、小学生止まりだったかと陰で笑われていた。
 うちの母は、その人と仲良しではあったが、作文のことでは陰口を言っていたうちの一人だった。そして、うちの母は自分の息子が新聞や雑誌に投稿しているうちに、全国紙にも投書が掲載されたら、その人に見せびらかしに行った。そのためだけに、わざわざ行ったのだった。親が小学生の子供に代わって書いた作文が入選したのとちがって、うちの息子はまだ十代なのに投書が全国紙に載ったのですよ、ということだ。
 これだけでも充分に恥ずかしい、くだらない自慢なのだが、そのうえ、見せびらかされた方は面白くないので、掲載されたのが朝日新聞だから、文春あたりが毎度のように喚いている悪口のようなものを引っ張ってこじつける難癖を言いだしたら、その程度のことにすら反論できないうちの母は、すごすごと帰宅し、自分の軽はずみと社会的無知を省みることなく、勝手に見せびらかしたことを棚に上げて息子に八つ当たりして、こう言ったのだった。
 「おまえのせいで、お母さん恥かいちゃったわっ!」

 どうして、十代のころ親元を離れて親戚のところで世話になっていた時期があるのかと質問されるが、こういうことの連続だったから、親戚が見るに見かねてのことだったのだ。

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by ruhiginoue | 2014-03-16 21:58 | 雑感