軍隊も学校も過去を美化して懐かしむ人たちばかり
2014年 04月 15日
「体罰」で高校生が自殺した事件があった。これは実際には体罰ではなかった。何も非の無い生徒が執拗に殴打さてれていたからだ。部活の顧問が恐怖支配するためにキャプテンの生徒を見せしめにして痛めつけていたのだった。
この事件について、先日、犯人の部活顧問と同世代の男が、悲劇だと言いながら、かつて自分が野球部員だったとき、顧問から理不尽に殴られた話や、同じ部にはヘルメットで頭を殴られ、頭部を守るべき物によって逆に脳に重症を負わされ、一生障害が残る人までいたという話をしていた。
ところが、その話をしているさい、怒りが込み上がってくるような様子ではなく、やけに懐かしそうで、楽しい思い出を語るという調子でさえあった。ちょうど、戦争と軍隊の体験を語る老人のようだった。
いちおうは、とんでもないこととして話してはいるのだが、問題意識にまでは達していないということだ。過去のことであり、今後のことは自分とは関係ないというわけだ。こういう人は、前に他でも見聞きしていたから、少なくないはずだ。
これだから、軍隊でも学校でも、悲劇が発生しつづけるのだろう。
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この事件について、先日、犯人の部活顧問と同世代の男が、悲劇だと言いながら、かつて自分が野球部員だったとき、顧問から理不尽に殴られた話や、同じ部にはヘルメットで頭を殴られ、頭部を守るべき物によって逆に脳に重症を負わされ、一生障害が残る人までいたという話をしていた。
ところが、その話をしているさい、怒りが込み上がってくるような様子ではなく、やけに懐かしそうで、楽しい思い出を語るという調子でさえあった。ちょうど、戦争と軍隊の体験を語る老人のようだった。
いちおうは、とんでもないこととして話してはいるのだが、問題意識にまでは達していないということだ。過去のことであり、今後のことは自分とは関係ないというわけだ。こういう人は、前に他でも見聞きしていたから、少なくないはずだ。
これだから、軍隊でも学校でも、悲劇が発生しつづけるのだろう。
by ruhiginoue
| 2014-04-15 21:17
| 社会





