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by ruhiginoue

野口英世の貧困な発想

 昨日に続いて野口英世の話である。
 野口英世は努力しても駄目だった人として記憶されるべきなのに、勉学で努力することにより家庭の貧困を克服した人と美化されてきた。
 昔は、ノーベル医学賞の候補になったとかで名をあげたことが重要だったのだろう。かつてノーベル賞は新人を励ますために授与されたが、後から研究の誤りがわかることがよくあったので、賞の権威を守るために評価の定まった老境の人にばかりとなったそうだ。

 そんなことを言っていたら平和賞なんて間違いばかりで、最たるのは安倍総理の親戚である佐藤栄作総理だが、これは選考委員たちが後から「騙された」と言っていた。そしてゴルバチョフ大統領は、受賞した後に欧米に良い顔していると国内から批判されていて、ロシアからの留学生や移民たちが怒って批判しているのを、大学やカナダで聴いた人も少なくない。それで今ではプーチン大統領があの通りの強硬さである。また、オバマ大統領なんて受賞後に巡航ミサイルを撃ちまくって見事に期待を裏切った。

 なにより野口英世は、今のなんとか細胞のなんとか女史の自己流どころか、光学顕微鏡を覗き見えもしないウイルスを寝るのも惜しんで探し続け、発見したと喜んで発表し、後輩から「ただの雑菌でしょう」と正しい指摘をされて怒っていた。
 これについて、当時は電子顕微鏡が無かったからしょうがないと擁護する人もいるが、ウイルスは電子顕微鏡で見えるようになる前に、菌を通さないフィルターで濾過したのに植物の病気が伝染すると実験で解り、だからラテン語で毒のウイルスに濾過性と付けて「濾過性ウイルス」と名付けられ、これが省略されて呼ばれているわけだ。
 こういう発想ができなかった野口英世は、小学校しか出ていなかったから方法論を知らなかったこともあるだろうが、しかしアルキメデスが「ユーレカ!」(わかった)と叫んで風呂から飛び出したとか、ニュートンがリンゴが落ちるのを見てひらめいたとか、湯川秀樹が「寝床で思いついた」と言っていたように、やはり努力より才能ではなかったかと思わせる事実がいっぱいである。

 しかし、スポーツでも「よくあんな小さい球をあんな細い棒に当てられますね」と言われて「そりゃ、こっちはそれが商売ですから」と言う長嶋茂雄ではなく「一生懸命練習するから」と答える王貞治の、畳がすり切れるほど室内で素振りをしたという話が、子供向けの本には野口英世とともに掲載されていたものだ。
 そうやって子供を洗脳しようとしても、現実には、本当に大変な努力をしたけど駄目だったという人は多く、そういう人たちは口を揃えて「成功する人はみな天才だった。そうでない人がいくら努力しても無駄」と断言する。
 だから、努力とは才能がある人が妬まれないようにするための方便だと、昔から言われている通りではないだろうか。




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Commented by マイノリティー代理工作 at 2019-11-05 00:15 x
野口英世に関してはいろいろとネガティブなことがあって、無名だったのに向こうで突然、研究成果を上げて評価されたわけですが、ノーベル賞を受賞した湯川秀樹も原爆開発の資料をシカゴの冶金研究所に横流ししていたらしく、後の文学賞受賞者の川端康成についても特殊地域の出身だったらしいんですね。
こういうことを見ると、歴史上、かなり昔から現在に至るまで行われ続けている、いわゆる、マイノリティー代理工作というものの姿がはっきりと見えてくるわけなんですね。これは飽くまで一例です。日本の明治維新以降のあの人ややあの人、いまをときめくあの閣僚も、あの有名人も、あの財界の大物も・・・もちろん日本だけでなく海外にも、こういった例はたくさんあるんですね。
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by ruhiginoue | 2014-04-18 23:57 | 学術 | Trackback | Comments(1)