鼻血が出ても言えない人がいるはず
2014年 05月 14日
マンガで鼻血が大いに話題になったのは、70年に大ヒットした谷岡ヤスジのギャグマンガの「鼻血ブー」で、後に作者はテレビで、大ヒットのため大忙しだったと回想していたものだが、久しぶりにマンガの鼻血が話題となっている。
もちろん『美味しんぼ』のことで、こちらは笑い事ではない。物議のお陰でよく売れているらしいが、もともと大人気マンガで、イチロー選手もアメリカに単行本を持って行ったそうだ。そんな作品なので、影響力を気にしている人たちもいるのだろう。
ここで問題なのは、鼻血だけでなく他の症状でも、また、福島だけでなく汚染があった他の土地でも、はっきりしないが、これまでとは違うので不安だという人がいることだ。気にし過ぎのこともあるだろうが、一方では、気のせいとは思えないことが具体的にあるとの指摘がある。
これについて、作者は慎重に話を進めている。それなのに、権力と大衆ヒステリーの両方から攻撃されるのでは、メディアだけでなく地元の人も口をつぐむ。なにかあっても言えなくなる。これがマンガへの賛否とは別に問題になっている。
これは、他の公害問題でも既にあったことだ。埼玉県所沢市のダイオキシン問題もそうだし、汚染以外でも、例えば地元で唯一の大病院だから住民たちが依存していると、そこで間違いがあって患者が被害に遭っても、黙らされてしまうことがある。
あの、所沢市にある防衛医大は、大学病院で最低と評されもするが、それでも地元で唯一の大病院だったから、声を挙げられなくなるような圧力がある。
しかも、過去には医療裁判の最中に警察が介入し、原告の政治的思想的背景は何かと詰問したり、自衛隊に難癖つけるのが目的だろうと威圧的に言い、テーブルを叩いて「このアカやろう」と怒鳴ったりしたことがある。
こういうことが現実にあるのだから、おそらく福島では、鼻血でも他の症状でも、正直に言えない人たちがいるはずだと考えられる。
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もちろん『美味しんぼ』のことで、こちらは笑い事ではない。物議のお陰でよく売れているらしいが、もともと大人気マンガで、イチロー選手もアメリカに単行本を持って行ったそうだ。そんな作品なので、影響力を気にしている人たちもいるのだろう。
ここで問題なのは、鼻血だけでなく他の症状でも、また、福島だけでなく汚染があった他の土地でも、はっきりしないが、これまでとは違うので不安だという人がいることだ。気にし過ぎのこともあるだろうが、一方では、気のせいとは思えないことが具体的にあるとの指摘がある。
これについて、作者は慎重に話を進めている。それなのに、権力と大衆ヒステリーの両方から攻撃されるのでは、メディアだけでなく地元の人も口をつぐむ。なにかあっても言えなくなる。これがマンガへの賛否とは別に問題になっている。
これは、他の公害問題でも既にあったことだ。埼玉県所沢市のダイオキシン問題もそうだし、汚染以外でも、例えば地元で唯一の大病院だから住民たちが依存していると、そこで間違いがあって患者が被害に遭っても、黙らされてしまうことがある。
あの、所沢市にある防衛医大は、大学病院で最低と評されもするが、それでも地元で唯一の大病院だったから、声を挙げられなくなるような圧力がある。
しかも、過去には医療裁判の最中に警察が介入し、原告の政治的思想的背景は何かと詰問したり、自衛隊に難癖つけるのが目的だろうと威圧的に言い、テーブルを叩いて「このアカやろう」と怒鳴ったりしたことがある。
こういうことが現実にあるのだから、おそらく福島では、鼻血でも他の症状でも、正直に言えない人たちがいるはずだと考えられる。
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by ruhiginoue
| 2014-05-14 18:50
| 社会