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by ruhiginoue

だから細川元総理は都知事選挙で票が入らなかった

 細川護熙元首相(76)が、原発ゼロの実現を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」の活動を当面休止するそうで、これは3月下旬から体調が良くなくて、静養する必要があると判断したとのこと。
 関係者の話として報道されていることによると、3月下旬から2回ほど外出先で倒れて顔にけがを負っていて、目まいがするなどの状態が続いているし、推進会議の設立総会でも「少し調子が悪い」とあいさつしていた。
 それで彼は19日に精密検査を受けるそうで、今月7日に小泉元首相らと推進会議を設立した代表理事は続けるとのこと。

 こういう心配があったことが、都知事選挙で票が入らなかった一因だ。当選しても、こうなっては仕事ができない。彼は他の主要な候補者より10歳ほど高齢である。体力とか健康で、大丈夫かと選挙の当時から言われていた。

 そもそも、都知事は石原とその後継者の猪瀬が続いて任期をまっとうしなかったことが問題になっていた。石原都知事は「長くなるとダレてくる」と言ったが、高齢で体調も良くないというのが本心だろうと囁かれた。
 ただ、息子が自民党の都合で引き延ばしを依頼し、それに応じた後に途中退任して副知事に譲りたいと言い出した。そして、その後継者は献金問題が発覚してしまい、石原が猪瀬に辞めろと直接に言ったのだった。

 この度に、都政の停滞と選挙のやり直しで莫大な予算が浪費された。このため、都民としては、次の都知事はまず任期をまっとうできそうな人と考えた。その点で細川氏はもっとも期待できない候補者だった。

 それで、当選した舛添氏は、かつて石原氏に破れてなれなかった都知事になれて喜び、はりきって日曜祝日以外はせっせと登庁して来るので、都の職員たちは、こんなこと十数年ぶりだと言っている。だから、この点だけでは、政策などは別にして、いちおうは良かったということになっている。
 
 つまり、細川氏は有力候補者の中で論外だったとも言えるのだ。それを解っている有権者が多く、なのに応援してしまった人は、肝心なことに気づいていなかった愚か者か、脱原発の妨害を意図していた悪者か、このどちらかだろう。


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by ruhiginoue | 2014-05-15 22:03 | 政治