公立学校は貧乏人の子供の強制収容所
2014年 06月 25日
千葉市議会で小中学校のエアコン設置が否決されたが、「強い精神をつけることも必要」という否決理由に対し、賛成していた日本共産党の椛澤洋平氏がTwitterで「精神論を持ち出す始末」と苦言を呈した。
昔は、冷暖房が完備されたら子供が外で遊ばなくなるとか、適応力が育たなくなるとか、そうした心配がされたが、今の暑さは昔とは性質が異なるし、大気汚染の害もある。
それを精神力でなんとかなるというのは無茶苦茶な話だし、精神論にしても、暑いの我慢しても忍耐力なんかつくわけないだろう。
ただ、これは一見非合理だけど、裏があると思えば納得できる。昔から傾向はあったが特に90年代に入ったあたりから、公立学校は貧乏人の子供の強制収容所となっていると指摘されるようになった。
だから、保守系議員やその後盾の財界の子供たちは、私立学校のエアコンが効いた校舎で落ち着いて勉強し、良い進学と良い就職をするけれど、いっぽう公立学校に行くしかない下層庶民の子供たちは、エアコン無しの教室で暑いのを我慢するのだ。
そして、庶民の子供たちは鍛錬して強い精神力をつけておき、そのあと社会に出たら、残業手当無しで働いたり、自衛隊に入り暑い産油国へ集団的自衛権の行使に行ったりしろ、ということなのだろう。
昔は、冷暖房が完備されたら子供が外で遊ばなくなるとか、適応力が育たなくなるとか、そうした心配がされたが、今の暑さは昔とは性質が異なるし、大気汚染の害もある。
それを精神力でなんとかなるというのは無茶苦茶な話だし、精神論にしても、暑いの我慢しても忍耐力なんかつくわけないだろう。
ただ、これは一見非合理だけど、裏があると思えば納得できる。昔から傾向はあったが特に90年代に入ったあたりから、公立学校は貧乏人の子供の強制収容所となっていると指摘されるようになった。
だから、保守系議員やその後盾の財界の子供たちは、私立学校のエアコンが効いた校舎で落ち着いて勉強し、良い進学と良い就職をするけれど、いっぽう公立学校に行くしかない下層庶民の子供たちは、エアコン無しの教室で暑いのを我慢するのだ。
そして、庶民の子供たちは鍛錬して強い精神力をつけておき、そのあと社会に出たら、残業手当無しで働いたり、自衛隊に入り暑い産油国へ集団的自衛権の行使に行ったりしろ、ということなのだろう。
by ruhiginoue
| 2014-06-25 22:49
| 社会