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by ruhiginoue

文芸春秋には朝日もアマゾンも批判する資格ナシ

 先日ここで述べたように、下劣な政治家とメデイアを批判する意味で朝日新聞を買って読んだら、その従軍慰安婦問題がらみで狂信的に非難する連中のデタラメに冷静に反論する、記事と作家の高橋源一郎氏の論説が掲載されていた。
 また、週刊文春の広告掲載を拒否したことも告知していたが、この問題に限らず、週刊文春や週刊新潮の、権力に媚びて弱い者イジメや差別する広告には不快感を覚える人が多く、新聞広告よりむしろ電車の吊り広告のほうが公共の場であるため有害だから止めるべきだという声が高まっている。

 ところで、今日の朝日新聞で一面二段目の記事は、アマゾンの横暴に出版業界が怒っているという内容だった。出版物の流通を握っている立場を利用して、自社の言いなりにならないと商品の販売を不利にしているアマゾンのやりかたに大手の出版社が反発し、文芸春秋社は「優越的地位の乱用などの疑惑を招くのでは」などと抗議したそうだ。

 こうしたアマゾンのやりかたに出版業界では怒っている人達が少なくないけれど、しかし文芸春秋社には批判する資格がない。

 かつて雑誌記者らが、文芸春秋社の極右体質と文学衰退責任を、当時の田中健五社長らに原因ありと告発した「キミはこんな社長がいる文学春秋社を信じることができるか」という本にして小さい出版社から発行し話題になったら、文芸春秋社は大手として取り次ぎ問屋に圧力をかけ妨害した。
 これはまさに、アマゾンを文芸春秋社が批判して言ったのと同じか、もっと悪質な、流通で有利な立場を悪用しての弾圧であり、言論の自由に関わるとして問題になった。

 なのに、あいかわらずの下品な広告を掲載拒否されたからと朝日新聞社に対し言論の自由ウンヌンと非難する文芸春秋社は、盗っ人猛々しいという表現がちょうどいい。



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by ruhiginoue | 2014-08-28 17:57 | 社会