みんなで朝日新聞の投書欄に池上彰への反論を出そう
2014年 09月 05日
池上彰は、「過ちがあったなら、訂正するのは当然。(中略)過ちを訂正するなら、謝罪もするべきではないか。」
そうですか。ところで池上さんは原発事故後に「プルトニウムやストロンチウムは重たいから遠くへは飛ばない」と言ったこと、まだ訂正してませんよね、という指摘があった。
この池上発言は、かつて大変な話題となったので、知っている人は多い。
それはともかく、例の池上彰のコラム、朝日新聞に掲載されたものを読んだら、実にくだらない。ツッコミ所もある。池上彰は、朝日新聞が、他紙も掲載したことだが本紙は検証したところ信憑性疑問と判断して撤回すると言ったら、他もやってるというのは卑怯だとか遅いとか言って非難していて、ただのインネンみたいと感じた人もいる。これに便乗する週刊誌も同じだ。
そんな池上彰のコラムなど載せるのも阿呆らしいし、掲載拒否するほどの内容でもなければ、掲載拒否しても良い内容とも言いうる。だから、こんないい加減なコラムで原稿料をもらえるということが、まず不当だろう。これが朝日新聞の失敗であった。もっとまともなことを書ける人は沢山いる。
また、不手際を朝日が池上に謝罪したなら、朝日と話し合いがつかないうちに他のメデイアに売った池上も朝日に謝罪するべきだ。自由なテーマで書いて良いというのは、内容に問題があっても載せるという意味ではない。こんなことは常識で、他の新聞雑誌テレビラジオでも、しょっちゅうあることだ。
自分も、ある雑誌に訴訟の話を書くことになっていたが、相手が大企業なので影響が心配され立ち消えとなったことがあるし、ほか雑誌では、その雑誌が脱原発の編集方針だったから、それに沿って書くことで一度は合意していたが、都知事選挙で細川・小泉を応援することにしたから宇都宮候補の悪口にしてくれとか、懇意であるたんぽぽ舎の批判は苦情が寄せられたことがあるので書かないようにとか、そういうことを言われて従わなかったためボツにされたことがある。
しかし、これに不満なら話し合ったり我慢したりするものであり、他のメディアにもちこんで非難したりはしなかった。なぜなら自分の言い分を相手が飲まないという不満だけでは言論の自由の範疇には入らないからだ。
それ以上に、そもそも朝日新聞と池上彰の件は、決して、市井の人が権力者に不都合なことを書いたために掲載拒否されたのではない。むしろ、その内容からすると逆だ。池上彰も文春も新潮も、一部の政治家の尻馬に乗って、その権力に不都合な報道を誇大表現を駆使して攻撃しているのだから、そんなものは言論とは言えず、むしろ逆に言論を迫害するものだ。
なのに、言論の自由の問題だと思い込んでいる人が一部にいる。いつもは進歩的な立場から発言している人にさえいる。こういう人は、言論の自由とは権力に立ち向かうためにあるという意味を理解してない。
この度の事態に対抗するため、みんなでTwitterやブログだけでなく、朝日新聞の投書欄に池上彰への反論を出そう。載らなくても朝日にとって参考や応援になる。メールでも投稿はできる。宛先はtokyo-koe@asahi.comである。
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そうですか。ところで池上さんは原発事故後に「プルトニウムやストロンチウムは重たいから遠くへは飛ばない」と言ったこと、まだ訂正してませんよね、という指摘があった。
この池上発言は、かつて大変な話題となったので、知っている人は多い。
それはともかく、例の池上彰のコラム、朝日新聞に掲載されたものを読んだら、実にくだらない。ツッコミ所もある。池上彰は、朝日新聞が、他紙も掲載したことだが本紙は検証したところ信憑性疑問と判断して撤回すると言ったら、他もやってるというのは卑怯だとか遅いとか言って非難していて、ただのインネンみたいと感じた人もいる。これに便乗する週刊誌も同じだ。
そんな池上彰のコラムなど載せるのも阿呆らしいし、掲載拒否するほどの内容でもなければ、掲載拒否しても良い内容とも言いうる。だから、こんないい加減なコラムで原稿料をもらえるということが、まず不当だろう。これが朝日新聞の失敗であった。もっとまともなことを書ける人は沢山いる。
また、不手際を朝日が池上に謝罪したなら、朝日と話し合いがつかないうちに他のメデイアに売った池上も朝日に謝罪するべきだ。自由なテーマで書いて良いというのは、内容に問題があっても載せるという意味ではない。こんなことは常識で、他の新聞雑誌テレビラジオでも、しょっちゅうあることだ。
自分も、ある雑誌に訴訟の話を書くことになっていたが、相手が大企業なので影響が心配され立ち消えとなったことがあるし、ほか雑誌では、その雑誌が脱原発の編集方針だったから、それに沿って書くことで一度は合意していたが、都知事選挙で細川・小泉を応援することにしたから宇都宮候補の悪口にしてくれとか、懇意であるたんぽぽ舎の批判は苦情が寄せられたことがあるので書かないようにとか、そういうことを言われて従わなかったためボツにされたことがある。
しかし、これに不満なら話し合ったり我慢したりするものであり、他のメディアにもちこんで非難したりはしなかった。なぜなら自分の言い分を相手が飲まないという不満だけでは言論の自由の範疇には入らないからだ。
それ以上に、そもそも朝日新聞と池上彰の件は、決して、市井の人が権力者に不都合なことを書いたために掲載拒否されたのではない。むしろ、その内容からすると逆だ。池上彰も文春も新潮も、一部の政治家の尻馬に乗って、その権力に不都合な報道を誇大表現を駆使して攻撃しているのだから、そんなものは言論とは言えず、むしろ逆に言論を迫害するものだ。
なのに、言論の自由の問題だと思い込んでいる人が一部にいる。いつもは進歩的な立場から発言している人にさえいる。こういう人は、言論の自由とは権力に立ち向かうためにあるという意味を理解してない。
この度の事態に対抗するため、みんなでTwitterやブログだけでなく、朝日新聞の投書欄に池上彰への反論を出そう。載らなくても朝日にとって参考や応援になる。メールでも投稿はできる。宛先はtokyo-koe@asahi.comである。
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by ruhiginoue
| 2014-09-05 20:44
| 社会