ブログの名誉毀損裁判、もう一件
2014年 09月 27日
ブログに嘘を書かれたので訴えた事件が、もう一件ある。
こちらは和解ではなく、公開の裁判で判決となった。過日、弁論の期日をこのブログで告知したところ、読んだ方が東京地裁立川支部に傍聴に来てくれた。
この判決が昨日26日に言い渡しとなった。
被告に20万円の賠償命令だった。その理由は、要約すると以下のとおり。
被告が提出した証拠は、内容的に無関係であったり、入手の経緯などが不可解で採用できない。
被告側の証人は、不自然としか言いようのない内容を述べるなどしているうえ、証人は自らが精神障害者であると自認しており、法廷で原告から書類の写しを引ったくって破るなど証言の態度が正常ではなかったから、信用できない。
被告は、「事実」を知ったという時から約3年も経過してから突然に自らのブログに記載しており、その間、原告・井上静に対して確認や抗議を一切していない。
被告が自身のブログに掲載した「井上静氏」についての記述は、被告の思い込みでしかなかった。
以上のように、原告の主張を大筋では全て認める判決だった。原告は本人訴訟で、被告は弁護士を付けていたのだが、原告の勝訴である。
ただ、名誉毀損を書かれたのが雑誌や新聞ではなく個人のブログであったから、影響力が乏しく損害も微々たるものなので、賠償金額が少なかった。
被告は、問題の証人を親友だと思っていたから信じたらしいが、今回の件で交友関係を考え直して欲しい。
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こちらは和解ではなく、公開の裁判で判決となった。過日、弁論の期日をこのブログで告知したところ、読んだ方が東京地裁立川支部に傍聴に来てくれた。
この判決が昨日26日に言い渡しとなった。
被告に20万円の賠償命令だった。その理由は、要約すると以下のとおり。
被告が提出した証拠は、内容的に無関係であったり、入手の経緯などが不可解で採用できない。
被告側の証人は、不自然としか言いようのない内容を述べるなどしているうえ、証人は自らが精神障害者であると自認しており、法廷で原告から書類の写しを引ったくって破るなど証言の態度が正常ではなかったから、信用できない。
被告は、「事実」を知ったという時から約3年も経過してから突然に自らのブログに記載しており、その間、原告・井上静に対して確認や抗議を一切していない。
被告が自身のブログに掲載した「井上静氏」についての記述は、被告の思い込みでしかなかった。
以上のように、原告の主張を大筋では全て認める判決だった。原告は本人訴訟で、被告は弁護士を付けていたのだが、原告の勝訴である。
ただ、名誉毀損を書かれたのが雑誌や新聞ではなく個人のブログであったから、影響力が乏しく損害も微々たるものなので、賠償金額が少なかった。
被告は、問題の証人を親友だと思っていたから信じたらしいが、今回の件で交友関係を考え直して欲しい。
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by ruhiginoue
| 2014-09-27 18:26
| 司法