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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

批判するときの最低の作法

 百田尚樹と言う放送作家が、映画監督の宮崎駿を頭がおかしいといって中傷したそうだ。この人は前に都知事選挙の応援演説でも、自分が応援している以外の候補者たちは人間のクズであると言う暴言を吐いた。どうもこの人は自分と考えが違えば否定し侮辱しても構わないと思っているらしい。
 また、自分のことを愛国者であるとしたうえで、自分を批判するものは売国奴であると言っていた。これは、国を愛していること自体を批判されたのならまだ言い得るだろうが、そうではなく、その愛し方が問題なのである。仮に熱烈に愛していても、愛されているほうとしては迷惑な場合がある。ストーカーがそうである。それと同じだから百田は批判されている。もっとも、ストーカーはその熱心さゆえ自分のしていることの異常さに気がつかないのであるが。そして、ストーキングのすえ愛するがゆえ独占しょうとし、殺害することまである。

 また、佐高信と言う評論家が、辞任した小渕大臣について、かつてその父親である小渕総理大臣に言っていたのと同じように、小渕を自分の故郷の山形の訛りでは汚物になると言って侮辱した。これについて抗議された佐高は、自分は正しいと言い張っているらしい。
 しかし、姓は自分で決められるものではないのだから、それを汚い言葉に変えて侮辱することは許されない。

 自分も前に、井沢元彦と言う小説家崩れの売文屋を、イザヤ元彦といったことがある。かつて山本七平という人がイザヤ・ベンダサンと名乗る外人を騙りでたらめを書きまくっていたが、この受け売りをしていると井沢が自ら認めていたので、皮肉ったのである。
 このように、社会的な活動と絡めてのことなら話は別である。それを佐高信は分かっていないし、山形にも失礼である。山形の出身者たちは、山形県人会というのを大変誇りに思ってる人が多い。この人たちからすると、佐高信と渡部昇一は、山形の恥であろう。

 同じように、安倍総理もわかっていない。安倍総理は、百田の発言がNHKの経営委員として問題ではないかと質問されたら、自分も夕刊紙から悪口を書かれたことがあるが気にしていないと言った。
 自分が気にしていなければ良いことにはならないのだが、それがまず安倍総理は理解できていない。
 そして、その夕刊紙は間違いなく日刊ゲンダイであろうが、これについて日刊ゲンダイは、安倍総理を無能とかボンクラと批判した事はあるが、人間の屑と書いた事は1度もないと反論していた。
 百田は、政治的な考えと立場の違いで人格攻撃したから問題なのであって、日刊ゲンダイが総理大臣の資質や能力を問題にしているのとは全然違う。

 このように、人を批判するときは、その言葉遣いではなく、それがどのような社会的な意味をもっているか、ということの方が重要である。


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by ruhiginoue | 2014-11-17 00:35 | 社会