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by ruhiginoue

黒川紀章建築都市設計事務所の倒産と後継者の問題

 建築家の黒川紀章が代表だった黒川紀章建築都市設計事務所が、東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、倒産した。
 07年に黒川氏が亡くなった後は長男が代表を務めてきたが、受注減で資金繰りに行きづまったとのこと。
 
 建築家というのは芸術家と同じで、技術を取得したあと売れるかどうかの問題がある。しかも大きな建築を仕事にできるのは公的機関や大企業から依頼がくる人で、そのため、有名な建築家たちは権力にすり寄っていた。黒川は政治好きでもあったが、初期はわざとナショナリストぶっていたし、その師匠の丹下健三も同様だった。清家清もだ。

 そういう政治力の問題もあるが、純粋に本業の実力でも、親が偉い人だからと子供が跡を継いだところでうまくはいかないものだ。同族経営が祟ってついに買収された円谷プロなどもそうだ。
 
 芸能人も、デビューするまでは親の七光りで楽だが、その後が大変だ。前に紅白歌合戦で松田聖子が娘との共演を条件にして不評だった。自分が七光りだけであることを気に病んだ娘は一時は芸能人をやめようと思っていたという。
 ところが今年は、松田聖子にヒット曲がないけど、娘の「♪生まれ〜て〜初めて」は皆知ってるという調子だ。ついに娘が大御所だった母親を超えるという珍しいことになった。この場合、母親として素直に嬉しいのか、芸人として悔しいのか、両方が混ざって複雑な気持ちなのか、ちょっと聞いてみたい気がする。
 
 他の分野でも、例えばスポーツで野球の長島とか相撲の花田とかを例に出して語ることができるが、いちばん甘いのはもしすると政治家かもしれない、それだけ政治の世界は甘いのか、それとも、中国と北朝鮮と韓国と日本に顕著だから東アジアの特徴だろうか。
 
 もちろん政治の世界でもそれなりの苦労があるらしく、だから円谷作品と言えば轟天とかアイゼンとかドリルが活躍するが、群馬の総理の娘はドリルでパソコンにアナではなく穴をあけているわけだ。
 あと、また失言の副総理は、漢字などのドリルをやったほうがいい。マンガ読む時間を減らして。


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by ruhiginoue | 2014-12-22 12:48 | 社会