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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

大島渚を思い出す出来事が続く

 このごろの出来事は、死んだ大島渚のことを思いださせる。

 まず、安倍総理のイヤホン外し。
 大島渚は、日韓シンポジウムで韓国側の司会に怒って通訳のイヤホンを外してしまった。これに司会の金さんは日本語で食い下がった。
 大島「なに言ってんだ馬鹿野郎」。
 金、日本語で「馬鹿野郎、なに言ってんだ」

 ろくでなし子の逮捕もそうだし、かつての大島渚が「猥褻、なぜ悪い」と応じた『愛のコリーダ』の時もそうだった。本気で向き合うなら犯罪で、興味本位や劣情なら御構い無し。
 これは性に限らない日本の特色だ。まじめに考えることは悪なのだ。

 この度、共産党に属する国会議員になった人が、ロックを愛好していると、なぜか話題になったが、おそらくこれは、大島渚の退屈な映画と志位委員長のために、共産党員はショスタコーヴィチが好きなのだと思われているから、意外に感じられたのかも。
 その退屈な映画とは、大島渚が松竹を喧嘩して辞めるきっかけになった『日本の夜と霧』。「ショスタコーヴィチは社会主義リアリズムに於いて」とか言って共産党員が録音を聴いている場面があるが、ステレオタイプのお粗末な脚本と演出だった。

 大島渚監督の映画は失敗作ばかりだが、それゆえ話題になっているから、仕方ないことだ。

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by ruhiginoue | 2014-12-27 12:09 | 映画