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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

曾野綾子みたいなカトリック信者はざらにいる

 日本は人権意識が低いどころか人権は悪だと信じている人のほうが多いくらいなので、女性差別や人種差別の発言が問題になることは少ない。
 だが日本は外圧に弱い。それで外国で騒がれることに配慮しないと失敗する。橋下徹の慰安婦と風俗、都議会のセクハラ野次、曽野綾子のアパルトヘイト、国内では一部から顰蹙を買っただけだが、海外にも紹介されて炎上している。

 ところで、筒井康隆の小説『大いなる序走』の映画化『文学賞殺人事件』で、堕落した出版界が話題作りのために、聖心女子大の馬鹿っぽいお嬢様が趣味で書いただけの小説を受賞させてしまうけれど、これは曽野綾子をからかっていると昔から指摘されてきた。
 しかし現実の曽野綾子は、そんな受賞すらしていない。文学賞には無縁で、受賞したのは「正論大賞」というお粗末。
 そして、あの竹田恒泰が祖先は明治天皇とか言ってマスコミで馬鹿なことやるから皇室はさぞ迷惑しているだろうと言われているけど、その前から曽野綾子が聖心女子大で皇后と学友だったを売りにしていたから、さぞ迷惑していただろう。

 そうはいっても、南アフリカ共和国のアパルトヘイトは、もともとキリスト教会が説いた宗教右翼思想に基づいているのだから、幼稚園から大学まで聖心の曽野綾子が右翼新聞の産経紙上で説いたことは、むしろ当然のことだ。
 また、曽野綾子のトンデモ発言により、カトリックの印象が悪くなるとか、あんな人は本当のカトリック信者じゃないとか、言う人がいるけど、あの狂信性を発揮していることを指して「日本を代表する作家」と持ち上げたのは、上智大学のデーケン神父である。
 
 さらに、曽野綾子は、チェルノブイリ原発事故より妊娠中絶の方が死人が多い、などと狂信的な発言を繰り返してきたが、これを言うカトリック信者はとくに珍しくない。原発より中絶が悪いとし、どんな命も神が授けた大切なものだ、と言いながら、従って他所の神を信じたり神を信じない者すなわちイスラム教徒などの異教徒や共産主義者などの無神論者は殺してよいという逆立ちした発想を真顔で説いたりする人も一人や二人ではない。
 つまりカトリック信者には曾野綾子のような人がざらにいるのだ。
 
 これは教会の中でそういう役割を担っている政治的勢力がある影響だ。今も辺野古で大変な沖縄では、軍事基地に土地を取り上げるため教会が地元を懐柔する役割を果たしてきた。我慢すれば共産主義との戦争に協力したとして死んでから神様に褒められて天国に行けると説教してきたのだ。

 それで昔から、こういうジョークがある。
 神父と異教徒の会話。
 「改宗しなさい。天国に行けなくていいんですか」
 「天国って、そんなにいい所なのかい」
 「もちろんですよ」
 「じゃあ、行きたくないね。そんなにいい所なら、とっくにあんたの国の植民地にされてるだろうからね」



追記
「教会の中でそういう役割を担っている政治的勢力がある影響」と書いてるのに「B!」で「カトリックに対するヘイトスピーチ」という人がいて、やれやれ。




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by ruhiginoue | 2015-02-13 23:09 | 社会