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by ruhiginoue

♪わーたしーはー科学者ー

 原発事故以来、オカルトや似非科学を批判する科学者が、専門ぶって実はお粗末な政治的発言で原子力業界を利している。ここには大槻義彦や菊池誠だけでなく安斎育郎のように原子力批判で大学を追われた人までいる。
 また、あのしょうもない本『放射線被曝の理科・社会』の著者たちも「反原発」を掲げる「日本科学者会議」のメンバーでありながら,かなりの程度権力側に取り込まれてしまっている。

 これについて、医師として放射線について研究しているという人が、別の見方をする専門家として指摘していた。彼らは共通して、よりどころとする学問のメソッドに囚われている。公式の当てはめ方が不適切であることに気づかず、計算が正しいと言っているようなものだ。

 たしかに、専門家ほど視野が狭い。専門家だと称して言う人の話は、むしろ信用してはならないことが多い。
 もともと、科学者たちの言う結論とは、あくまで「現時点での研究結果では」という条件が付く。そして不安を非科学的だと否定しておきながら、将来の研究結果でやっぱり不安は的中してしまいました、ということも可能性としては存在する。
 これはある程度まで仕方ないことだ。
 
 しかし頭に来るというか憎たらしいというべきなのは、不安が的中してしまった場合には「あの当時の水準ではわからなかったから私には責任はない」と弁解することだ。博士号をひけらかすなどしながら、そんな私でさえ、あの当時はまだよく解っていなかったから、誰だってわからなくて当然であり仕方ない、というように、権威を言い訳に利用する。

 そして「専門家の言うことを信じないとはケシカラン」と大威張りで言っておきながら、何か問題を起こして追及されると「専門家の言うことだからと信じてしまうほうが悪い」と開き直る。
 
 こういうことは裁判で医師がよくやる。こんなお粗末な知識で医学博士なのかと呆気にとられることを、自分の体験の他にも色々と見聞きする。弁護士も裁判官も、直接よく知っていることだ。学会でも問題にされた防衛医大の講師だって「医学博士 伊藤嘉恭」という肩書きを裁判に持ち出して来た。
 
 こんな医師などと一緒にするな、と言いたくなる人もいるはずだ。だったら、せめて博士号とか学者だとかの肩書きを持ち出さずに、発言内容で勝負したり信用を築いたりすべきだ。
 ところがツイッターのアカウントにまで、例えば「理学博士 高田純」と開口一番という調子で名乗っている人がいる。こんなひけらかし方をして、よく恥ずかしくないねえ、とポスドクの人が言っていた。

 だいたい、自分は学者だと自己紹介し、やけに強調する人たちは、内容はたいしたことないのに尊大なものだ。ちょうどこんな感じだ「♬私は科学者、宇宙猿人ゴリなのだー」冗談じゃなく本当に。

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by ruhiginoue | 2015-03-12 13:10 | 学術 | Trackback | Comments(0)