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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

選挙権の年齢は18歳でも15歳でも

 まだ選挙の期間中だが、今度、選挙権年齢の18歳引き下げが決まる見込みとなり、民法上の成年も18歳引き下げが議論されている。
 そこで、早く「大人」になるよう法制度面から求める動きが目立ちはじめているが、しかし世の中を見渡しても自分を省みても、果たして大人と言えるのか、そんな自身があるのか甚だ疑問というべきだ。

 これについて、あのマーチン=シーンの大統領のドラマに、官邸を見学に来た少年の場面があった。
 「なぜ子供には選挙権がないのか」と問う少年に、大統領の補佐官が答える。
 「子供には判断力が無いから」すると少年が更に問う。
 「じゃあ、大人なのに判断力がない人に、なぜ選挙権があるんですか」補佐官は回答に困ってしまう。

 判断力の無い人には色々な事情があるけれど、その中で特に多く、このため深刻であるのが、世の中に無関心の人たちだろう。

 山田洋次監督の映画『息子』で、主人公の兄は、母親が死んだ後一人になった父親と一緒に住もうとマンションを買うのだが、岩手の親戚の人たちが狭いとか言い出し「一戸建ての家を買え」「もう少しがんばれ」などと軽い調子で勝手なことを言うので、兄は「今時サラリーマンに東京近郊に一戸建ての家なんて無理」と言う。

 この映画に描かれるように、ニコニコしながら無責任なことを言う田舎の人というのは、今でも実際に田舎に行くとよく接する。それはなぜかというと、田舎の人は、世の中の動きがどうなっているのかに、まるで関心がないからだ。

 だから、選挙権の年齢を引き下げて18歳にしても15歳にしてもいいから、それより田舎をなんとかしないといけない。
  
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by ruhiginoue | 2015-04-24 22:34 | 政治