ドローンを規制しても表面的な対処
2015年 04月 28日
まったく、なんという売り口上かと感心してしまう。

「ドローン」というのはオスの蜂ことで、働き蜂は全部メスだから、交尾するためだけにいるオスすなわちヒモとか甲斐性なしとか種付けという隠語の意味もある。
SF映画で、無人攻撃機のことを「ドローン」と称しているのがあった。エメリッヒ監督の『ムーン44』が、そうだった。操っているのは多国籍企業で、国より力を持っている構図は、これまでよくSFに出て来たが、TPPとかで押しつけをするアメリカも主権が空洞化すると問題になっているので、その時代に近づいているということか。
ところで、問題の総理官邸にドローンを飛ばした男だが、元自衛官というのが話題になるとしても、高校の時に金髪に染めたことがあるという報道には、関係ないだろうと思ったところ、やはりそういう指摘があちこちから出ていて、自分だけが思ったのではなかった。
昔はともかく、今は髪の毛を染めた程度で変人で不良でもない。
亡くなった萩原流行さんが三浦和義騒動をモデルにしたドラマで主役をしていて、かなり話題になった。『徹子の部屋』に出たときも、その話題だった。
三浦和義さんは、騒動のあと気苦労のため白髪頭になってしまったが、「おかげで好きな色に染め易くなった」と金髪にしたりビンクにしたりと楽しんだ。そういう彼の前向きなところは好きだった。この話をすると、裁判で苦労した人など真似をしていた。
だから、どこかの高校の教師が「髪の毛なんた染めてるとドローンを総理官邸に飛ばすような人になっちゃうぞ」とくだらない説教をしないか心配である。それより、「あまり早いうちから髪の毛を痛めつけると、あの元自衛官みたいに髪の毛が無くなってしまうぞ」と言ったほうが現実的な注意だろう。
ただ、そのドローンの元自衛官は、デモでは原発をなくせないと、これまでの運動を非難したり嘆いたりしていた、というのが気になる。
これは『ドクトルジバゴ』にもあった。ロシア革命の直前、社会改革を訴える民衆が「インターナショナル」を合唱しながらデモ行進しているとコサック兵が弾圧し、これにより負傷した青年は急に人が変わって、これまでの穏健な社会批判は甘かったとかデモでは世の中は変わらないとか言い出し、今まで過激派だと非難していたボリシェヴィキに入り、その中でも急進的になって手段を選ばなくなる。
だから、ドローンを規制しようというのでは、表面的な対処でしかない。問題の根はもっと深いはずである。
by ruhiginoue
| 2015-04-28 06:56
| 社会





