夏休みの恐い映画と『君待てども』
2015年 08月 01日
もともと怪談は冬にやるものだったらしいが、お化け屋敷が、熱い夏に怖いからゾッと寒気がするという客引きをしたので、夏にやり始めたらしい。その影響で映画も夏にやるようになった。
かなり昔からだったらしく、『怪猫有馬御殿』とか『怪猫岡崎騒動』など入江孝子の「化け猫もの」も、夏の興行で、後にテレビで放送されたときも夏休みだった。テレビでも夏休みに怖いドラマを製作して放送する。
それで思い出したが、小さい頃、夏休みに昼メロのようでいながら実はオカルトというドラマがあり、とても怖かったのだが、なんという番組なのか不明なままだった。
ただ、主題歌の「♪あーきらめましょーう、あーきらめましょーう、わーたしは一ひーとーりー」というのが印象的だったので、ここから検索してみたら『君待てども』という昔のヒット曲に基づいたドラマだった。しかも円谷プロの作品だったとは知らなかった。
円谷プロの作品で怖いテレビドラマと言えば『怪奇大作戦』と『怪奇劇場アンバランス』だけど、『君待てども』はSFではなく完全にオカルトだった。
そして監督は山際永三、脚本は石堂淑郎というコンビだった。山際監督はもともと新東宝にいたそうで、この会社は大映とともにオカルトが盛んだった。
余談だが、新東宝の労使紛争では、共産党系の労組と対立する新左翼系の労組にいたため、その当時のことを山際氏はずーっと怒っていた。そのうえ山田和夫から共産党の理論誌『前衛』の誌上で「トロツキイストの山際永三」と書かれたものだから、ますます怒っていた。
ただ、大島渚監督の『日本の夜と霧』は、いただけないと言っていた。安保闘争で悪い共産党員を描いても共産党に対する批判にはならない。むしろ健気に頑張っている真面目な末端党員の姿を描くべきだ、と。この脚本は石堂淑郎で、後に大島と決別宣言し、テレビでよく山際監督作品に脚本を書いていた。
その後、新東宝は国際放映というテレビの製作会社になり、子供むけのドラマも量産する。小さい頃に印象的だったのは後から調べると『帰ってきたウルトラマン』も『あばれはっちゃく』も、みんな山際さんだな、という感じだ。

かなり昔からだったらしく、『怪猫有馬御殿』とか『怪猫岡崎騒動』など入江孝子の「化け猫もの」も、夏の興行で、後にテレビで放送されたときも夏休みだった。テレビでも夏休みに怖いドラマを製作して放送する。
それで思い出したが、小さい頃、夏休みに昼メロのようでいながら実はオカルトというドラマがあり、とても怖かったのだが、なんという番組なのか不明なままだった。
ただ、主題歌の「♪あーきらめましょーう、あーきらめましょーう、わーたしは一ひーとーりー」というのが印象的だったので、ここから検索してみたら『君待てども』という昔のヒット曲に基づいたドラマだった。しかも円谷プロの作品だったとは知らなかった。
円谷プロの作品で怖いテレビドラマと言えば『怪奇大作戦』と『怪奇劇場アンバランス』だけど、『君待てども』はSFではなく完全にオカルトだった。
そして監督は山際永三、脚本は石堂淑郎というコンビだった。山際監督はもともと新東宝にいたそうで、この会社は大映とともにオカルトが盛んだった。
余談だが、新東宝の労使紛争では、共産党系の労組と対立する新左翼系の労組にいたため、その当時のことを山際氏はずーっと怒っていた。そのうえ山田和夫から共産党の理論誌『前衛』の誌上で「トロツキイストの山際永三」と書かれたものだから、ますます怒っていた。
ただ、大島渚監督の『日本の夜と霧』は、いただけないと言っていた。安保闘争で悪い共産党員を描いても共産党に対する批判にはならない。むしろ健気に頑張っている真面目な末端党員の姿を描くべきだ、と。この脚本は石堂淑郎で、後に大島と決別宣言し、テレビでよく山際監督作品に脚本を書いていた。
その後、新東宝は国際放映というテレビの製作会社になり、子供むけのドラマも量産する。小さい頃に印象的だったのは後から調べると『帰ってきたウルトラマン』も『あばれはっちゃく』も、みんな山際さんだな、という感じだ。

by ruhiginoue
| 2015-08-01 12:37
| 映画





