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by ruhiginoue

阿川弘之の無様な大往生

 小説家だった阿川弘之が死去という報道に、まだ生きていたのかと驚いた人もいるようだ。90歳代だから、そう思う人もいるだろうが、健在ぶりを示した中曽根もと総理はさらに年上だ。
 報道によると「立派な大往生」と娘の阿川佐和子が追悼の言葉を述べたそうだが、「立派」とは言えまい。
 阿川弘之は、歳をとって小説が書けなくなってから右翼発言を繰り返し、それが、昔は小説家として売れていたから本になったけど、今ならインターネットで「ネトウヨ」と言われコケにされる内容で、すっかり晩節を汚していた。
 だから佐高信から、お手軽な放言の駄本ばかりだが、そんなものを出せるのは昔は売れていたから甘やかされているのだろう、と批判されていた。

 個人的には、阿川弘之というと小学生の時に教科書に『機関車やえもん』が載っていて、その空々しさに辟易させられ、さらに大人になってからは小説が書けなくなって右翼発言を繰り返す醜態を見せつけられたので、作者が「やえもん」になったと感じた。
 そんな阿川の『国を想うてなぜ悪い』という本には、なぜ悪いか教えてやりたかった。ストーカーと同じで、想われた方が迷惑だからだ、と。
 
 これをパクったのではないかと思われるのが百田尚樹だ。彼は小説だけじゃなく右翼発言もパクリだと指摘されてるけど、そのネタの一つが阿川弘之だったのではないか。右翼じゃない愛国者だーなんて、同じだから。また、朝日新聞と毎日新聞に早く潰れて欲しいと喚いているのも、阿川弘之と百田尚樹は全く同じだ。
 しかし、もともと駄目な百田とは違い、阿川は歳をとって駄目になった。早めに引退していれば良かったのだ。



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by ruhiginoue | 2015-08-08 18:28 | 文学