左巻健男という人と日本共産党という政党
2015年 09月 27日
「おしどりマコ」という夫婦漫才コンビは、原発反対の活動に関与してもいるが、その関係で一度会って話をしたことがある。そのさい、日本共産党の一部に不信感を持たざるを得ない人がいるという話をしていた。
また、コンビの女性の方おしどりマコリーヌさんが、左巻健男という人を知らなかったけれど、知らないうちに中傷されていたので驚いたと発言した。これも原発がらみである。事実関係を確認しない不正確な話を陰口の形で言われたそうだが、これは左巻という人がよくやることで、当方も「被害」を受けた一人である。
そして、つい先日、日本共産党系の新日本出版社が、左巻健男著書を発行したのだった。
この人の専門が何か詳しくは知らないし、大学とか学会でいう「専門」が蜃気楼であることは、このことに無関心である人以外にとっては常識だから、語る意味が乏しい。
だが、どうもこの人は理科系であるような装いであるけれど、その口ぶりはやけに文系臭い。学識より政治という人は他にもいるが、プロデューサーとか山師の特質を持つ人のようで、それが仕事ぶりと言動に現れているし、そのうえ自らが信奉すること以外に対して無知などと侮辱しながら攻撃性を発揮する姿は、文系の特に「政」「経」「法」によくみられる特徴と共通している。
だから、共産党の一部にいる教条主義者と親和性があるのだろう。
これは今はじまったことではない。新日本出版社は、左巻、早野、菊池といった「学者」らが今、「福島の原発事故は、チェルノブイリ原発事故と違って被害は小さい」と「科学的」に強弁しているけれど、それどころかチェルノブイリ原発事故の被害も小さいという主張を真っ先にしており、これにより原子力業界を大喜びさせたうえ、広瀬隆ら反原発派を決定的に共産党嫌いにして、市民運動の分断に大いに貢献したのだった。
もちろん、例えば広瀬隆の言うことに疑問もあれば、これを逆に批判する側にも疑問がある。だから、指摘すべきことは指摘しなければならない。率直に遠慮なくやりあえばいい。
そうではなく、かつて共産党の機関誌には、原子力政策に批判的であることは同じでも、「事故が不安だというのは感情論でレベルが低い」と言って気取る人が登場しており、共産党まで嫌われる原因になっていた。感情論といっても当然の気持ちなのだから尊重したうえで、冷静な分析や論議も必要だと呼びかけるなら、常識的で共感する者も多いはずだが、そうではなく他をこき下ろして相対的に自らを持ち上げようとすることだけが目的になってしまっていた。
そういうことが好きな人がいるから、左巻式に人を見下すのが好きな人たちと気が合ってしまうのだろう。この体質が昔から何十年も変わっておらず、まさに「三つ子の魂百まで」ということだ。
ただし、こういう「仲間」に困っている共産党員を直接間接にいろいろと知っていることも強調しておきたい。
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また、コンビの女性の方おしどりマコリーヌさんが、左巻健男という人を知らなかったけれど、知らないうちに中傷されていたので驚いたと発言した。これも原発がらみである。事実関係を確認しない不正確な話を陰口の形で言われたそうだが、これは左巻という人がよくやることで、当方も「被害」を受けた一人である。
そして、つい先日、日本共産党系の新日本出版社が、左巻健男著書を発行したのだった。
この人の専門が何か詳しくは知らないし、大学とか学会でいう「専門」が蜃気楼であることは、このことに無関心である人以外にとっては常識だから、語る意味が乏しい。
だが、どうもこの人は理科系であるような装いであるけれど、その口ぶりはやけに文系臭い。学識より政治という人は他にもいるが、プロデューサーとか山師の特質を持つ人のようで、それが仕事ぶりと言動に現れているし、そのうえ自らが信奉すること以外に対して無知などと侮辱しながら攻撃性を発揮する姿は、文系の特に「政」「経」「法」によくみられる特徴と共通している。
だから、共産党の一部にいる教条主義者と親和性があるのだろう。
これは今はじまったことではない。新日本出版社は、左巻、早野、菊池といった「学者」らが今、「福島の原発事故は、チェルノブイリ原発事故と違って被害は小さい」と「科学的」に強弁しているけれど、それどころかチェルノブイリ原発事故の被害も小さいという主張を真っ先にしており、これにより原子力業界を大喜びさせたうえ、広瀬隆ら反原発派を決定的に共産党嫌いにして、市民運動の分断に大いに貢献したのだった。
もちろん、例えば広瀬隆の言うことに疑問もあれば、これを逆に批判する側にも疑問がある。だから、指摘すべきことは指摘しなければならない。率直に遠慮なくやりあえばいい。
そうではなく、かつて共産党の機関誌には、原子力政策に批判的であることは同じでも、「事故が不安だというのは感情論でレベルが低い」と言って気取る人が登場しており、共産党まで嫌われる原因になっていた。感情論といっても当然の気持ちなのだから尊重したうえで、冷静な分析や論議も必要だと呼びかけるなら、常識的で共感する者も多いはずだが、そうではなく他をこき下ろして相対的に自らを持ち上げようとすることだけが目的になってしまっていた。
そういうことが好きな人がいるから、左巻式に人を見下すのが好きな人たちと気が合ってしまうのだろう。この体質が昔から何十年も変わっておらず、まさに「三つ子の魂百まで」ということだ。
ただし、こういう「仲間」に困っている共産党員を直接間接にいろいろと知っていることも強調しておきたい。
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by ruhiginoue
| 2015-09-27 18:26
| 学術