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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

共産党ではなく民青が気持ち悪い

 森田健作は、出身地の東京都大田区で、演説したり握手したりせっせと選挙運動したおかげで国会議員に当選できたが、その直後に自民党から、その手塩に掛けた選挙区を公明党に譲れと命令されてしまい、怒り悔しがっていた。彼が嫌いな人でさえ気の毒に感じることだった。
 しょせんは芸能人ということで自民党から軽く扱われていたのだろうが、同時に、選挙協力は政党にとって重要だということだ。

 その選挙協力だが、民主党の中には前原のように自民党と同じだから野党の選挙協力に反対している者もいて、こういうのは論外である。
 しかし、そういうわけでもないのに嫌がる者もいる。わかりやすいのは鈴木宗男で、共産党に恨み骨髄だからあえて天敵の応援をすることにしたらしい。「ムネオハウス」の一連の告発で笑い者と悪者の両方になってしまったのだから無理もない。しかし身から出た錆というやつだ。

 そういうことではないが、共産党と一緒に選挙するのは気が進まないという政治家もいる。
 例えば、知り合いの社民党の地方議員は、かつて共産党と同じ候補者の応援をすることになり、候補者とは政策で一致点を見出せたし、共産党の地元議員らとは差異や齟齬を乗り越えて連帯できたし、だからとてもよかったけれど、選挙が始まったら、共産党とは別組織だが昔から提携をしている民主青年同盟という団体(民青)が他所から押しかけてきて、その連中に辟易させられたそうだ。
 若い連中が熱心なのは結構だがSEALDSのような感じではなく、妙な同調性をもって集団で連呼しながら街中を練り歩く民青の様子に、耐えがたいほどの気持ち悪さを感じたという。

 たしかに、あれは動員されて他所からやってくるから地元を知らず、それで指図されたとおりに叫ぶ言葉は熱心のようでいて空虚に響く。
 ちょうど映画『ラストエンペラー』の文化大革命の場面で、紅衛兵と呼ばれる若い集団が毛沢東語録を掲げて「造反有理」と連呼しながら街中を行進する姿と酷似している。
 
 このように、政党それ自体ではなく支援団体が原因となって、政党の連帯に困難が付きまとうこともあるのだろう。


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by ruhiginoue | 2016-01-13 17:21 | 政治