人気ブログランキング | 話題のタグを見る

井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

北朝鮮から一方的な終了通告のわけ

 前に、「アベ政治を許さない」の馬鹿馬鹿しさを指摘した。
 もちろんも彼の還暦幼児ぶりと彼の取り巻き連中の醜さはひどいものだ。
 しかし、それは表層の問題にすぎない。TPPや安保法制や憲法解釈勝手変更といった真に深刻な政治経済の問題は、すべてアメリカの意向によるものだ。
 だから、安倍内閣でなくても自民党でなくても民主党や共産党が政権に就いても変わらない。アメリカに逆らう総理大臣は追われて、言いなりになる傀儡が据えられる。

 なので、野党共闘などに過大な期待をしてはいけない。自民党が公明党と組んでいるなら、民主党も対抗して共産党などと組んでもよいではないかという、ごく当たり前の話ではあるが、その域を超えての期待は無理というものだ。

 そして、今度は北朝鮮との外交問題だ。
 北朝鮮は、外交問題の解決を優先して日本に譲歩したが、そこへアメリカに付け込まれしまった。これについて金正日は「不意打ちを食らった」と言ったそうだ。
 そして、日本はアメリカに何も言えないので、北朝鮮はアメリカしか見なくなって、北朝鮮から一方的な宣言をされて交渉終了という情けないことになってしまった。
 結局、アメリカの支配下に日本があるから、いつも無視されるのだ。

 ところが、この言い訳に自民党は、アメリカが後ろ盾だから交渉が進んだと弁解してきた。これが間違いであることが証明されてしまったが、千葉県知事になる前に自民党の議員をやっていた森田健作こと鈴木栄治は、自民党の対米従属を正当化するため、北朝鮮と交渉が進んだのはアメリカに日本がコバンザメのようにしているおかげだとテレビでも熱弁をふるっていた。もちろん苦しそうな態度だった。

 そんなのが当選してしまう選挙である。何があるかわからない。
 かつて、あの丸川珠代が立候補したとき、自民党の支持者ですら呆れていて、あんなのが当選するはずないと言っていたが当選し、現職の強みで今もトンデモ発言しながら議員を続けている。
 だから、増山麗奈が当選してしまうことだって無いとは断言できない。どう転んでも変なことになりそうである。

 こういう日本政治の実態に対して認識が甘すぎるから、一向にダメということなのだろう。


人気ブログランキングへ1日1クリック投票をお願いします
by ruhiginoue | 2016-02-24 18:17 | 国際