キース エマーソン死去
2016年 03月 13日
キーボード奏者で作曲家のキース エマーソンが亡くなったそうだ。自宅で拳銃で撃たれ死亡しており、自殺の可能性があるといわれている。病気だったという指摘もある。
来日公演すると言っていたので、ファンたちは残念がっている。
キースエマーソンといえばエマーソン・レイク・&パーマーの三人組でプログレッシブロックのバンドが有名だが、余興というか気まぐれで演奏したムソルグスキーの『展覧会の絵』が特に人気だった。これは面白かったし、ジャケットも不気味なユーモアで愉快だった。
また、彼は映画音楽もてがけているが、オーケストラを使ってみたかったけど雇うのは金がかかるため映画なら製作費から出るのでやっていたという。
彼は怖い映画が自分でも好きだったから好んでやっていたそうで、特に有名なのはダリオ アルジェント監督の『インフェルノ』だろう。宗教音楽に基づて悪魔賛歌にするというのはアカデミー賞の『オーメン』と同じだが、ジェリー ゴールドスミスのようなクラシック系の作曲家ではなくロック系の作曲家がやったということから特徴がやや異なる。宗教音楽は旋律が無いのだが、これを反復させて構築する『オーメン』とは異なり、『インフェルノ』では合唱にポピュラー系の女性歌手を混ぜることで無理して歌っぽくしていた。
ほかにもサスペンスではルチオ フルチ監督の『マーダーロック』などいくつあったし、活劇ではSFみたいな刑事ものといわれた『ナイトホークス』があり、この映画はシルベスター スタローンの刑事よりルトガー ハウアーのテロリストのほうが存在感があったといわれた。
顔を手術で変えて人相不明のテロリストがヨーロッパからアメリカに侵入という話だが、日本でも手術で顔を変えて逃亡した犯人がいた。これは拙書『華麗なる美容外科の恐怖』でも触れている。
そしてルトガー ハウアーは続いてSFの刑事もの『ブレードランナー』で悪役、そのリドリー スコット監督は日本の大阪を舞台にしたSFみたいな刑事もの『ブラックレイン』を作る。
あと、角川映画初のアニメ『幻魔大戦』に主題歌など数曲提供している。青木望との共同だが、これをキース エマーソンは「合作というより合成」だったと言っていた。別々に作って後から混ぜたということだが、日本に来て意外だったのは、日本のギタリストやドラマーなどの演奏家が優秀であること、日本のスタジオの録音設備が貧弱であること、であったと言っていた。
『ゴジラファイナルウォーズ』では伊福部昭の音楽を電子音化していたが、伊福部昭はムソルグスキーの影響が大で、『地球防衛軍』は『ボリスゴドノフ』と、『ゴジラVSメカゴジラ』は『ソロチンスクの市』と、攻撃の音楽が酷似している。
それにプログレとミニマルの音楽家は伊福部昭のファンが多い。テリー ライリーもそう言っていた。
このようにとめどなく語っていたら、いつまでも話が続きそうであるのだった。
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来日公演すると言っていたので、ファンたちは残念がっている。
キースエマーソンといえばエマーソン・レイク・&パーマーの三人組でプログレッシブロックのバンドが有名だが、余興というか気まぐれで演奏したムソルグスキーの『展覧会の絵』が特に人気だった。これは面白かったし、ジャケットも不気味なユーモアで愉快だった。
また、彼は映画音楽もてがけているが、オーケストラを使ってみたかったけど雇うのは金がかかるため映画なら製作費から出るのでやっていたという。
彼は怖い映画が自分でも好きだったから好んでやっていたそうで、特に有名なのはダリオ アルジェント監督の『インフェルノ』だろう。宗教音楽に基づて悪魔賛歌にするというのはアカデミー賞の『オーメン』と同じだが、ジェリー ゴールドスミスのようなクラシック系の作曲家ではなくロック系の作曲家がやったということから特徴がやや異なる。宗教音楽は旋律が無いのだが、これを反復させて構築する『オーメン』とは異なり、『インフェルノ』では合唱にポピュラー系の女性歌手を混ぜることで無理して歌っぽくしていた。
ほかにもサスペンスではルチオ フルチ監督の『マーダーロック』などいくつあったし、活劇ではSFみたいな刑事ものといわれた『ナイトホークス』があり、この映画はシルベスター スタローンの刑事よりルトガー ハウアーのテロリストのほうが存在感があったといわれた。
顔を手術で変えて人相不明のテロリストがヨーロッパからアメリカに侵入という話だが、日本でも手術で顔を変えて逃亡した犯人がいた。これは拙書『華麗なる美容外科の恐怖』でも触れている。
そしてルトガー ハウアーは続いてSFの刑事もの『ブレードランナー』で悪役、そのリドリー スコット監督は日本の大阪を舞台にしたSFみたいな刑事もの『ブラックレイン』を作る。
あと、角川映画初のアニメ『幻魔大戦』に主題歌など数曲提供している。青木望との共同だが、これをキース エマーソンは「合作というより合成」だったと言っていた。別々に作って後から混ぜたということだが、日本に来て意外だったのは、日本のギタリストやドラマーなどの演奏家が優秀であること、日本のスタジオの録音設備が貧弱であること、であったと言っていた。
『ゴジラファイナルウォーズ』では伊福部昭の音楽を電子音化していたが、伊福部昭はムソルグスキーの影響が大で、『地球防衛軍』は『ボリスゴドノフ』と、『ゴジラVSメカゴジラ』は『ソロチンスクの市』と、攻撃の音楽が酷似している。
それにプログレとミニマルの音楽家は伊福部昭のファンが多い。テリー ライリーもそう言っていた。
このようにとめどなく語っていたら、いつまでも話が続きそうであるのだった。
by ruhiginoue
| 2016-03-13 17:30
| 音楽





