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by ruhiginoue

鳥越がダメというなら小池が当選してよいのかの問題

 都知事選で「鳥越なんて」と言う有権者に対して「じゃあ小池が当選してもいいんですか」と言うような野党とおよび一部の支持者たちの態度で思い出したことがある。
 朝日新聞の記者に、紙面への不満を言ったら「じゃあ読売新聞でいいんですか」と開き直るように言われた。このことは拙書『朝日新聞の逆襲』に実名入りで書いたが、酷似している。

 また、都知事選挙に名を挙げられた芸能人が、政治的発言をしたことで不利益を受けることになってしまったという話が報じられている。これは、あくまで野党の側に立ったからだ。与党の側とか権力にすり寄り弱い者いじめするなら自由というか歓迎されるので商売にする人たちもいる。

 それで、政治的発言を石田純一はダメで津川雅彦は良いというわけだが、かつて朝日新聞でも、「公正中立」とか「不偏不党」ということで規制が強まってきた経緯がある。
 だから、記者に対して朝日新聞社は、筑紫哲也が友達のタレント議員・中山千夏と対談したら、政治的中立を破る行為であると処分した。もっと昔は「自由」だったようで、細川隆元は在籍したまま自らが選挙に立候補している。もっとも彼は自民党ベッタリで有名だった。

 最近、『朝日ジャーナル』が復刊されたが、そこで「リベラル」を問いながら登場するマスコミ人の顔ぶれに呆れかえった人たちが多い。そもそも『 朝日ジャーナルが潰され、本多勝一と筑紫哲也の元二大スター記者が『週刊金曜日』を始めた時に、朝日新聞は「リベラル」に見限られたのだ。
 それでも読売新聞よりマシというのは、小池より鳥越がマシだというのと同じだ。

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by ruhiginoue | 2016-07-16 23:19 | 政治