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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

障害者は社会の邪魔か

 『スタートレック』で社会の発展になるだろうと歴史上の偉人を遺伝子操作で復活させたら戦争ばかり起きてしまい、過去の歴史だから英雄でも、その時代の人にしてみれば実は迷惑な存在だとわかるという話があった。そのテレビの話に基づいて作られたのが映画版の第2作『カーンの逆襲』であった。カーンとは成吉思汗に由来しているらしい。

 また、『スタートレック』に、障害者が生まれないようにした星が出てきた。邪魔になる者がいないから社会が大いに繁栄する理想の社会になると期待していた。けれども全然逆で、障害者対策の必要が無いから、科学技術と社会制度の進歩がしなくなって、非常に文明が遅れた星になってしまう結末だった。

 エジソンだって耳が悪くて補聴器をつけていたから、ベルが発明した電話機では音が小さくて聞き取れないからもっと明瞭に聞こえる電話をと言い出し、それが今の電話の基となった。あのジョブズが健康体だったら、iPhone、iPad、MacBook Air、Apple Watchは出来なかったはずで、ジョブズが居なくなってアイデア枯渇したのか今後のApple の先行きはどうなるのかといわれる。

 だから、障害者は社会の発展の邪魔という発想は間違っているし、生物は強ければ生き延びるのではなく多様性がある種が生き残ってきたという現実がある。

 ところが、知的障害者は邪魔だから臓器移植に利用すればいいと真顔で言う人たちがいる。そういう人たちを知っているから、意思表示カードというものに「提供しません」記入して持っている。
 しかしある同級生は、臓器提供しますという意思表示カードを得意になって見せるので「それには利権や差別の問題とか、臓器欲しさに治療されなくなる危険も指摘されている」と注意したけど、彼はこう言った。「そういう話も聞いたことあるけど、そこまで考えられるほどの頭を持っていないから、こうして善意を示すことで満足しているんだ」
 このような人がいることも、おそらくわかっているから、公共広告機構の一方的で空々しいプロパガンダを放送したうえで意思表示カードを配布しているのだう。

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by ruhiginoue | 2016-07-31 12:25 | 社会