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by ruhiginoue

脅迫メールが来た話の続き

 先日「脅迫メールが来た」話をしたが、この続きである。

 この脅迫メールの送り主となっている人は、前にもネットでの嫌がらせやデマ流布をした件が裁判になった元被告であり、この裁判で証拠に基づいた判断がなされ、しかも事実の認定も含めて判決を被告が自ら受け入れたものであった。

 この被告および被告とともに証人として出廷した被告の友人はかなり重篤な精神病患者であり、それゆえ問題があることを裁判所が根拠を伴って判示したものであったが、そのさい被告は精神障害者に対する差別だといって不満を述べていたことも、既に説明したとおりである。

 この件に限らず、同様の問題が他の件でも起きており、人命に直接かかわるなど、もっと深刻な事態に至った例もあるため、その対応について協議や議論することは重要である。
 もちろん人権上の配慮は必要だが、タブー視して避けていては、むしろ差別や偏見を助長することになるから、慎重さはもとめられるが、必要な事実は明らかにしないと危険である。

 実際に本件の場合も、その被告だった男はくりかえし暴力をふるっており、最初は逮捕されて反省したから釈放されたのに、また暴力沙汰を起こし、それもたて続けであり、その度にその被害つまり負傷が重くなる。
 これと同時に、その男は被告でありながら、さらに女性に対するストーカーや脅迫の事件まで起こしており、このため警察の監視リストに掲載された。被害者の女性から相談をされた女性によると、その相談のさい被害者の女性は泣きながら電話をかけてきたそうだ。

 しかも、相談を受けた女性が毅然として抗議したところ、加害者はその女性に対しても嫌がらせをはじめ、ネットで捏造サイトによるデマ攻撃をし、2ちゃんねる掲示板にも執拗な中傷を書き込んだ。
 これについて、その女性が電話をかけて抗議したところ、男は正当化するようなことを言った。しかし、これはもともと誘導尋問であった。やったことを確認できればよいので、今言ったことは録音したと伝えて電話を切った。そして録音を警察など各地に提出した。便利になったもので、音声ファイルにして送信すれば簡単だ。こちらでも受け取って聴いて確認したが、声がすぐに判った。

 この男は、訴えられて被告になったり敗訴したりすると、母親から弁護士費用や賠償金などを出してもらっているそうで、それなら母親が後見人や補佐人などになってくれたらよいのだが、しかし遠隔地に居住しているため、金は出していても責任まで負わせることが不可能であった。これは念のため詳しい弁護士に訊いて確認したところ、法的にその通りであり、近くに住んで常に観たり看たりできる状態ではないから無理だという。

 では、親の良心に訴えかけて法的義務ではなく任意で息子に注意するようにしてもらえないだろうか。これは全くダメであった。なぜなら、その母親は、息子の意を受けてストーキング被害者の女性に電話して、息子と付き合って結婚するよう説得しようとしたのだ。
 これではまさに「親も親」だった。
 
 このように、身内が対処してくれないとなると、役所も口出しできないうえ刑事事件になった部分だけ警察が対応するしかないので、一般人はひたすら避けるしかない。
 その結果、無視されて発散できないとなると病状はさらに悪化するけれど、もともと当人に自覚がなければ治せない。しかも悪口を言うだけでなく暴力まで何度もふるっているので、見捨てたうえで周囲に注意をよびかけるしかないのだ。
  


by ruhiginoue | 2017-01-27 16:10 | 雑感