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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

尊敬する人は誰ですか

 かつてテレビの子供向けドラマで、尊敬する人は誰かという質問に小学生の同級生たちはみな偉人伝に載っている人たちを挙げていたけれど、主人公はよくあるように親を立てて「自分の両親です」と答えたところ、その意味を勘違いした同級生の話から変な噂になってしまい、主人公の両親は何か偉業を成し遂げたということになって、主人公の両親はわけのわからない噂に振り回されるという愉快な話があった。

 ところで、その尊敬する人は誰かという話で、あの川田龍平という人が「いない」と答え、なぜなら「人は変わるから」と言っていた。おそらく小林よしのり等が念頭にあったのだろう。そして、川田龍平という人自身も変節したとか元々が紛い物だったとか色々と言われている。

 この一方で、尊敬する人は誰かという質問は思想調査など不純な目的に利用される。
 先日、ある派遣業務の集団面接で尊敬する人は誰かと問われて、歴史上の人を挙げた者が採用されず、芸能人を挙げた者は採用されたから、しょせんは派遣業だから何も考えない人が便利だということだろうと言っていた人がいる。
 しかし、これは派遣だけでないから深刻だ。

 これは前に佐高信が批判していたが、紀伊国屋書店は面接で好きな作家は誰かと訊き、名を挙げた人は採用しないという作家が石川啄木など何人か決まっていて、なぜならそれらの作家が好きな人はだいたい情熱的であるとか理屈っぽいとかで使いにくいだろうから、ということだった。

 もっと深刻なのは朝日新聞だろう。面接で尊敬する人は誰かと問われて本多勝一とか筑紫哲也とか言ったら、どんなに優秀でも絶対に落とされると言われていて、実際に本多勝一は、朝日新聞に入りたかったら面接で自分の名を出してはいけないと明言していた。
 これについては朝日新聞も情けないが、周知のとおり稲田朋美という弁護士に嫌がらせをされたりするから逃げ腰なのだろう。
 
 しかも、その弁護士は裁判で負けてばかりのヘボぶりだが、嫌がらせしたことがエライということで安倍総理から気に入られて大臣になり、仕事はダメダメの連続なのだが色々と利権は得ているということだから、日本という国が末期的な状態ということだ。
 もう終わったという人も少なくない。
 

by ruhiginoue | 2017-02-04 18:12 | 社会