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by ruhiginoue

名古屋市内の美容外科クリニック豊胸手術で死亡事故

 2月28日、愛知県警は、名古屋市にある美容外科クリニックで豊胸手術を受けていた同市在住の女性会社員(32)が意識不明になって搬送先の病院で死亡したことを発表した。
 この発表によると、その女性は前日の27日午後7時30分頃から局所麻酔で手術を受けていたが、途中から会話が出来なくなり、同9時20分頃に意識不明の状態で同市内の病院に搬送され約1時間後に死亡したという。
 その女性に持病はなく、同クリニックで手術を受けたのは初めてであり、男性医師が執刀し、看護師が立ち会っていたという。この男性医師は「通常通りの手順で手術していた」などと説明しているという。何かミスによる業務上過失致死の疑いもあるとみて県警は手術と死亡の因果関係などについて調べているとの報道だった。

 この手術で医師らに過失があったか、不適切があったか、などの責任問題とは別に、予見できない事故はありうる。これを前提として、手術とは危険がつきものだから、命にかかわるのでやむを得ない手術でなければ原則的に避けるべきである。

 ところが、もともと美容外科は誇大広告が多いうえ、広告のスポンサーであるため特に女性むけの雑誌は批判や告発ができない。手術の失敗もあるが、手術自体でなくても麻酔の事故などリスクは常に付きまとう。
 これらを十分に説明したうえでないと手術をしてはならないのだが、しっかり理解したうえで、それでもやるかと問われたら多くの人は躊躇したり断ったりするものだ。そうなると、商売のため隠匿したり、悪意はなくても言いそびれたりするものだ。派手な宣伝の費用も含めて莫大な投資をしているのだから回収しないといけない。

 また、言葉巧みに、時には強引に、契約させられてしまう事例もある。もちろん命にかかわることなので、後で拒否することもできるし、そうするべきだ。そうすればいいのだから、予約したけれど納得できなければ来なければいいと言って、来た方が悪いと責任逃れする医師もいる。
 ところが、大手クリニックで豊胸手術の契約をした女性が、強引にさせられてしまったと感じ、また失敗や支払いの不安もあったから、無視して予約日に行かなかったところ違約金を請求され、この支払いを拒否したら裁判に訴えられたという事件もあった。
 そして驚いたことに、その訴訟代理人は政治家の汚職を弁護して無罪を勝ち取ることで有名な法律事務所に所属している人たちだった。

 こういうことは、すでに雑誌に書いたり、それらをまとめたうえ書き加えた本を出したりして訴えてきたが、もう被害に遭ってしまった人たちから「私もです」「聞いてください」と出版社に電話がかかってきたり、「弁護士を紹介して」というメールが来たり、というほうが多いのが現実だ。

 とにかく、この死亡事故があった名古屋の美容外科クリニックの担当医師が問題というより、美容外科手術の在り方そのものが問題なのだ。


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Commented at 2019-02-04 20:50 x
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Commented at 2019-02-13 11:40 x
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by ruhiginoue | 2017-03-01 17:51 | 社会 | Trackback | Comments(2)