獣医と薬剤師
2017年 06月 07日
獣医に診察されたことがあるというツイートに質問があったので、その話題を。
加計学園の問題から獣医のことが話題になっている。この獣医を軽く見ている人もいるが、実際にはたくさん勉強しなければならないので、大変幅広い知識を持つ人が多い。
そして人間の医師より詳しかったりもする。前に怪我した飼い猫を診せた獣医に、大学病院の専門医でも気づかなかった指摘をされ、おかげで治ったことがある。
もともと、動物が診療所で注射を嫌がるなどで暴れると、獣医は慣れているから対応できるが飼い主が噛みつかれたり引っ搔かかれたりで軽い負傷をすることがある。そのさい傷の手当を獣医にしてもらうことは、よくある。やることは同じだからだ。あと、皮膚病など動物と飼い主とが同じ症状で、どちらが先かはわからないが感染したことが明らかで、獣医が適切な指摘をしてくれる。時には同じ薬だからと、オマケしてくれる。ただし保険から請求できないのでちょっとだけである。
そういうことだけでなく、人間の医師が解らないことを獣医なら気づくこともある。色々な動物を診ているので視野が広いからだと思われる。
また、問題が医師の知識ではなく患者が状態をうまく説明できない場合、獣医は自分で語ることができない患者ばかり相手にしているので判るということもあるだろう。
それで、『宇宙戦艦ヤマト』のように「佐渡犬猫病院 人間も可」と看板かけてもよさそうな人までいる。

それはともかく、あのしょうもない発言ばかりする池田信夫という人が、獣医なんて資格が要らないのではないかとツイートしたため、笑わている。獣医とはペット専用の犬猫病院しか知らないということだ。菜食主義者だから畜産とか無用だとでも言うもりだろうか。獣医がミスった場合、ペットなら損害賠償は主に慰謝料で人間より安いが、人間様より稼いでいる動物だと大変なことになる。例えば競走馬の場合について競馬ミステリーのディックフランシスが小説を書いている。
そのうえ、池田信夫は薬剤師は処方箋どおり出すだけだからバイトでも良いとまで言ってしまった。かつて医師が処方箋を書き間違えて患者に被害があって裁判になり、医師だけでなく薬剤師にも責任があるという判決だった。処方箋を詳しく読めば薬剤師の専門知識なら誤りに気づけたからだ。これに多くの薬剤師が「当たり前だよ」と。
というわけで、軽く見てテキトーなことをツイートしてはいけない。
by ruhiginoue
| 2017-06-07 20:17
| 社会





