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by ruhiginoue

法廷に遅刻する原因について

 奈良市の地裁で27日に判決の言い渡しがあったさい、地裁の葛城支部と勘違いした被告側の弁護士が遅刻してしまい、このため開廷が約2時間遅れたそうだ。
 この言い渡された判決は無罪で、その弁護士はマスコミの取材に「せっかく無罪を勝ち取ったのに、場所を間違えてしまい、恥ずかしい。関係者に申し訳ない」と釈明したということだ。

 この日、開廷時間の午後1時10分になっても弁護士が来ず、間違えて同支部に行ったことがわかり、裁判官が午後3時からに変更した。延期を告げられた男性被告は「弁護士が間違えるんですか。そんなことでいいんですか」と不服そうに述べたらしい。
 この被告は奈良県天理市内の男性(79)で、カラオケ店の女性経営者に約1週間のけがを負わせたとして、傷害罪に問われていたが、判決は「女性の供述には不合理な変遷があり、信用性が乏しい」などとして男性に無罪(求刑・懲役1年2月)を言い渡した。判決について検察は、控訴するかどうかなど「判決内容を精査し、適切に対応する」とのこと。

 これは弁護士が交通機関や健康上の問題が急に発生したのではないのに遅刻したのが珍しいということだろう。原告と被告は間違えることが珍しくないし、あと、時間通りに来たけれど緊張してしまいトイレに駆け込むことがよくある。
 これで前に知り合いに頼まれて傍聴したとき、被告の男性がそうだった。裁判官に限らずエライ人は自分が待たされると怒るが、そこは法曹人ではない不慣れな一般人だから緊張してしまうことを弁護士が裁判長に説得していて、裁判長も了承していた。
 そして遅れて来た被告人の男性は「すみません。気が張って尿意を催してしまいました」と言い、裁判長が「しょうがない」というように頷くと「シッコ猶予ということで」と言った。
 これは意識したダジャレだったのか、そんな余裕が緊張しているのにあるのか、と思っていたが、とにかくこの人は微罪ではあるが有罪となることは諦めていて情状酌量を求めていたところ実際に「執行猶予」付きの判決となった。

 ところで、判決の言い渡しで別の法廷になることはあり、伝言ミスか言い間違えか、当日行ってみたら違ったので遅刻してしまうということは過去にもあった。
 これは他でもない自分にも経験があり、これは拙書『防衛医大…』でも述べたとおり、早めに行ったので聞いていた法廷と違うことがわかってから間に合ったが、弁護士は間に合わず、勝訴だったので「だったら聞きたかったな」と弁護士は残念がっていた。

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Commented by ケーキイーター at 2017-06-30 20:52 x
 単純な感想。弁護士にとって、自分の担当した裁判で、「被告人、無罪!」等の判決が出た瞬間て、滅茶苦茶に嬉しいんだろうなあ。その場に居合わせる事が出来なかったら、やっぱり、残念なのかな。私は幸いにも今のところ、「裁判で相手をこてんぱてんに、やりこめた」という体験をしていないので、他人事の様に言えるんだろうな。私の法律音痴の前に、超・経済音痴を何とかしたいんだけど。ま、これは無理でしょう。
 暦の上で、一年が半分、過ぎちゃったね。あっという間だね。
Commented by ruhiginoue at 2017-07-01 12:45
刑事は、「主文、被告人を」まで同じで、続けて「無罪」か、有罪で刑はどうなるのか、そのうえで執行猶予が付くのかと大きい違いがあり、さらに理由を読み上げるけど、民事では最初から違い「主文」のあと敗訴なら「本件請求を棄却する」で、勝訴なら「被告は原告に対し」で、最初に「被」と言うか「本」と言うかで決定的に違い、さらにいくら払えとか仮執行宣言が付くかという違いがあって、理由は後で判決文を読むようにということだから、その点を弁護士ならわかっていて、聴き所を知っているということで、そこを聞き逃したらもったいないと思うのでしょう。
今年も半分まで来て、やり残していたことでやっと片付いたことがあるので少し安堵しています。
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by ruhiginoue | 2017-06-28 15:45 | 司法 | Trackback | Comments(2)