陣痛促進剤と無痛分娩と事故
2017年 06月 30日
無痛分娩で妊婦が死亡したことが報じられている。無痛分娩と陣痛促進剤の事故は昔から話題になっていて、被害者の会まである。
これでよく問題になったのは、産婦人科で陣痛促進剤を使っていたのが母体のためじゃなく病院の都合で、土日祝日と連休や盆暮れの出産を避けようというだけだったのではないかということがしばしば見受けられたからだ。
それらの中に、病院の院長が看護師ら他の従業員たちとゴルフに行く予定だったから、無理に出産を早めようとして陣痛促進剤を使用し、この結果、産まれた赤ん坊は重い障害を抱えてしまったという事件があった。
このため裁判になり、医師の不適切が原因であることが判明したため賠償金の請求が認められたのだった。
この事件は知る人ぞ知るだが、その後の話はあまり知られていない。その母親の訴訟代理人は当方の防衛医大の裁判でも代理人をした弁護士であり、裁判の結果を受けて院長が母親に謝罪した時も立ち会っていたそうだ。
その話によると、年配の病院長が「大変でしょうが、その子をしっかり育ててください」と言ったら、若い母親は「あなたに言われなくても、この子はしっかり育てます。あなたこそ、大変でしょうが、しっかりした医師になってください」と言い、毅然とした態度だったそうだ。
これに弁護士は、若い女性が母親になるとしっかりするものだなと感動したという。ここが、女性より男性は決定的に劣るところだろう。
by ruhiginoue
| 2017-06-30 20:58
| 社会






