選挙で思い出すネトウヨの障害者
2017年 07月 01日
選挙の宣伝車が通って思い出したことは、かつてネット普及が一気に進み始めた2000年くらいの当時のこと、Sonetの「ソネッ党のモモ」と言ってマスコットが街宣するCМだ。
そして当選して入閣して議場で居眠りという風刺の利いたオチだった。ほかにもモモちゃんがリゾートに行く「ソネッ島」などがあり、他社では宝塚歌劇『ベルサイユのばら』のパロディで「マーリー・インターネット」というのがあったりと、とにかく当時インターネットの接続業者いわゆるプロバイダーの宣伝はダジャレばっかりだった。
その後は、宣伝に金をかけず料金の安さをウリにする業者も現れ、しかし宣伝しないと客が少ないので薄利多売とはいかないから、カスタマーサポートに電話しても対応人数が少なくて繋がりにくい傾向であるが、しかし自分で設定できるから無用という人にはこれで良く、また、もともとサポートなしで低価格が売りのところもある。昔と違って相談しなくてもできる人が増えたからだ。
自分でも、昔を思い出すと、今なら恥ずかしいような質問をプロバイダーのカスタマーサポートに電話をかけて問い合わせていたものだったが、今はカスタマーサポートなんて要らないから、無しで低価格の業者と契約している。
しかし、もしも交通機関などで「コスト削減のため障害者の利用は断り低価格を実現」という業者があったら、どう思われるか。そんな業者は反社会的だと批判されるし、それは結構なことだと利用する客は軽蔑されるだろう。
なにが言いたいかというと、もちろんバニラ・エアが車椅子の乗客を機内まで這わせた件だ。これは国内だけでなく海外の有力メディアBBCも報道したため、世界各地のインターネットサイトでは日本の航空会社のモラルを疑う声が投稿されている。そこでは「北朝鮮の高麗航空は半身麻痺の乗客を軽々と担いで乗せてくれた」などのコメントまで見受けられる。
ところが日本では、身体障害者が迷惑をかけたという非難や、格安料金の会社なのだから障害者に対応しないのは当然で、それをわざわざ利用して不当なクレームをつけたなどと罵る者たちがいた。当の航空会社が対応に設備を急遽導入したというのに、だ。
保守派の論客といわれる山本一郎という人に至っては、その障害者を「車椅子当たり屋」と中傷したので、この山本一郎という人は保守派ではなくネトウヨに過ぎないと批判の声が挙がっている。
ただ、バニラ・エア事件で障害者を叩いている人はみんな健常者だと勝手に思い込み「誰だって障害者になりうるのだから…」と説教してる人たちがいるけど、それは認識が違う。障害者をいじめる障害者は少なくない。
この話題で、身障者のための仕事をしている人が、自分が関わっている障害者にそんな人はいないと言っていたが、それはその人のように良い人と接していて幸せだから意地悪しないのかもしれないし、あるいはその人が障害者ではないから意地悪をされなかったのかもしれず、もし身障者だったら違った態度を取られている可能性がある。
なぜなら、これは単純なことで、もっと大変な人をいじめて憂さ晴らししたり、堂々と権利を主張することを生意気だと嫌悪したりする人が、障害者にもいるということだ。
だからネトウヨの障害者も当然いて、匿名とかなりすましで嫌がらせをするなど悪質である。
前にここで報告したとおり、そういう奴を特定して裁判に訴え賠償金を反復して取ったことがあるけど、そいつの被害者は大勢いて、驚いたことにネットで「カタワ」とか「ニート」とか「ナマポ」とか、ネトウヨと同じ差別を言って嫌がらせしていたのだが、そいつは手前が障害者で、成人しても親から金をもらっていて、それをやめて引っ越して生活保護という人であった。
それらが、ネットでは他人事ということになり、その妄想をもとに、自分がそうなのに、そうではない他人をかたっぱしから差別していたのだった。滑稽だが、その人は人格障害でもあったのだ。
もちろん、そうした人格障害が原因のすべてではなく、そもそも日本の社会に人権意識が乏しいという問題があるためだろう。これだから悪行にも関わらず自民党がのさばっていられるのだ。
by ruhiginoue
| 2017-07-01 21:22
| 社会





