『サピオ』の隔月刊化と右翼商売の下火
2017年 08月 04日
月刊誌サビオが隔月刊化すると広報している。これによって右翼商売の下火化を指摘する声がある。
あの籠池氏のように、右翼商売をしていた人がちょっと都合が悪くなると、その周りに蟻のように群がっていた人たちが蜘蛛の子散らすようにして一気に散っていった姿を見れば、そういうご時世なんだろうと誰でも思う。
かつて小学館は『サピオ』と週刊ポストによる右翼路線が90年代に盛んだったが、この当時は編集者に小沢一郎の熱心なシンパがいたから、というふうに聞いていた。
けれどもそうではなく、後に小学館の編集者で『セブン』にも『ポスト』にも『サピオ』にもいたという人に訊いたら、あれはあくまでも商売だと言っていた。
だから、橋下徹に対する評価が雑誌によって正反対だったりするということだった。確かにそうだった。
つまり右翼といっても様々だから、どちらにも売りたいということだ。
そのため、機を見るに敏な小林よしのり漫画も変わって、『サピオ』連載にしては政府に対して批判的になってきた。
しかし『ポスト』の伊沢元彦なんかは相変わらずのワンパターンで、サッサと切ればいいのにと思う。
大沼から小沼へ向かう途中。
by ruhiginoue
| 2017-08-04 13:42
| 社会